鳥インフルエンザウイルスの発生より、全国各地で鶏の殺処分が相次ぎ、鶏卵価格の高騰が続いています。
【高騰】鶏卵の卸価格が1年半ぶり300円台に 鳥インフルエンザ流行https://t.co/HgX6Bi83Zl
JA全農たまごが31日発表した東京地区Mサイズの卸価格(1キロ・グラムあたり)は、30日に続いて305円だった。300円台を記録するのは2023年7月末以来約1年半ぶりで、年初から80円(36%)上昇した。 pic.twitter.com/qufhMwB9e5
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 31, 2025
JA全農たまごによると、1月31日時点の「東京地区Mサイズ」の卸売価格は、1キログラムあたり305円に達しており、300円台となるのは2023年7月末以来、約1年半ぶりとのことです。
今シーズンの鳥インフルエンザは、昨年10月17日に国内1例目が確認されて以降、全国14道県に拡大しており、1月31日までに約927万羽が殺処分されました。
過去最悪となった2022~2023年シーズンには、約1771万羽が殺処分され、その結果、鶏卵価格は1キログラムあたり350円まで上昇しました。
鳥インフルエンザで鶏などを殺処分した場合、殺処分の規模に応じて国や自治体から、手当金が支払われることになっており、鶏の場合、最大で1羽あたり800円、あひるは2200円、うずらは200円と定められています。
鳥インフルエンザが発生した農家には毎年、合計で数十億円単位のお金が税金から支給されていることになりますが、これまで述べてきましたように鳥インフルエンザウイルスそのものが存在しないことが明らかになっています。
◯【愛知県】鳥インフルエンザが今月だけで12件発生、殺処分144万羽以上に 全国的に突出 県は鳥インフルエンザウイルスの存在を証明する科学的文書を保有せず
そのため、本来ならば殺処分の必要がないにもかかわらず、未だに多くの家畜が処分され続けているのが現状です。
食料の安定供給が確保され、安心して豊かに暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
◯広島県・北広島市、鳥インフルエンザで8万羽を殺処分した養鶏場『石本農場』が自己破産を申請 未だ鳥インフルエンザの存在は証明されず
◯『鶏の平均体温は41度で、ウイルスは38.5度以上で死滅。だから鳥インフルエンザはでっち上げ』という情報がネット上で広まる
◯カゴメやキユーピーなど、食品メーカー各社が一斉に『代替卵』の販路を拡大 このために大量の採卵鶏が殺処分されたと疑う声が殺到
コメントを書く