【フジテレビ】放送50年の長寿番組『くいしん坊!万才』の放送を休止、キッコーマンからの要請を受け 塩野義製薬も長寿番組『MUSICFAIR』から社名削除を検討

【フジテレビ】放送50年の長寿番組『くいしん坊!万才』の放送を休止、キッコーマンからの要請を受け 塩野義製薬も長寿番組『MUSICFAIR』から社名削除を検討

中居正広の女性トラブルを受け、各業界で「フジ離れ」の動きが急速に拡大しています。

調味料・加工食品大手のキッコーマンは21日、フジテレビに対し、1社提供の長寿番組「くいしん坊!万才」の放送を26日分から見合わせるよう要請しました。

「くいしん坊!万才」は、日曜午後5時25分から5時30分まで放送されるミニ番組で、1974年にスタートし、昨年に放送開始50周年を迎えました。

キッコーマンは放送の見合わせについて、「本日、代理店を通じて申し入れた。現時点で決まっていることはありません。今後は総合的に判断して決めてまいります」と説明しているとのことです。

また、製薬大手の塩野義製薬も、1社提供の長寿番組「MUSICFAIR(ミュージックフェア)」について、テロップで表示される社名の削除などを検討していると明らかにしました。

現時点で放映見直しは要請していないものの、「フジテレビから早急に事実内容と今後の対応についての説明がなされるべきだと考えている」との見解を示し、グループ会社のCMも順次、ACジャパンに差し替えているとのことです。

こうした各社の動きは、フジテレビが記者会見をした際に、参加できる記者を限定した上、動画の撮影や中継を禁じ、記者の質問にもまともに回答しなかったことが大きく影響しているものと見られています。

そのため、メディアの現場記者やフリー記者ら有志が、フジテレビに記者会見の「やり直し」を求める署名活動を開始し、早くも4万3000人超の署名が集まっているとのことです。

また、フジ・メディア・ホールディングスの大株主であるダルトン・インベストメンツも、2度目の書簡を送り、すべてのメディアを対象に会見を開くようフジテレビに求めています。

◯中居正広の女性トラブルについて、フジテレビの株主第2位の米ファンドが第3者委員会の設置を要求「貴社の株式の7%以上を保有する大株主の1社として、私たちは激怒しています」

ダルトンは書簡の中で「なぜ限られたメディアしか参加させなかったのか、なぜ港社長はほとんどの質問に答えなかったのか、疑問が残った」と指摘、「信頼を回復するどころか評判をさらに傷付ける結果となった」とフジテレビの姿勢を強く批判しています。

今年6月に、フジ・メディア・ホールディングスの定時株主総会が行われる予定ですが、ダルトンは現取締役の再任を拒否しつつ、新たな取締役を送り込むといった株主提案を行う可能性が高いと見られています。

◯「フジvs.物言う株主」の焦点は経営陣のクビ提案

現在、日本の大手企業の株を「アクティビスト」と呼ばれる海外ファンドが次々と買い占めており、それにより日本の企業はこれまで黙殺されてきた悪習を変えざるを得ない状況に直面しています。

腐敗が蔓延るメディア業界が浄化され、二度と悪しき行いが繰り返されないことを心から祈ります。

◯フジテレビのCM放映を見合わせる企業が75社に急拡大 KDDI、サントリーホールディングス、セブン&アイ・ホールディングス、資生堂など 中居正広も全レギュラー番組を降板

◯【フジテレビ】中居正広の女性トラブル報道について緊急会見を開くも、生配信NG、中継NG 記者の質問にもほぼ「回答は控えさせていただく」と回答

◯【中居正広】松本人志のホテル飲み会に参加していたことが判明 テレビ復帰はますます絶望的に

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