沖縄県内で行われた大晦日の炊き出しに、コロナ禍前と比べて約3倍の人々が集まったことが分かりました。
「手持ちは1円だけ、電気代払えない」 大みそかの炊き出しに行列 幼い子連れた女性の姿も 那覇・与儀公園 沖縄https://t.co/VOSs3bBJ5u
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) December 31, 2024
炊き出しは那覇市の「与儀公園」と平和通りに隣接する「パラソル通り」で行われ、シチューやご飯、カップ麺などの食料に加え、冬物の衣類も配布されました。
与儀公園では、約170人の男女が列を作り、その中には幼い子供を連れた女性の姿も見られたとのことです。
非正規で働く50代のある男性は、「給料は上がらないのに物価や家賃は上がり、悪いことばかりの1年だった」と振り返り、70代の女性は「コロナ禍で仕事を失って以降、生活が不安定になった。年金では足りず、手持ちは1円だけ。冬で暖房は控えられるが、年明けの電気代が払えない」と嘆いているとのことです。
炊き出しを主催した沖日労事務局の関係者は「列に並ぶ人がコロナ禍前の3倍に増えた。以前は男性が多かったが、今は男女が半々で、貧困に苦しむ人が増えていることを実感している」と話しています。
例年、年末年始には全国各地で民間団体が炊き出しや生活場所の提供を行い、生活困窮者や路上生活者を支えていますが、物価高騰による活動への影響が懸念されています。
誰もが安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。
◯東京都庁前で実施されたNPO法人の食料配布に毎週700〜800人が集まる事態に 通年で最多、物価高影響で生活苦が深刻化
◯高所得者の国民健康保険料、年間上限を3万円引き上げ 実質的な増税に国民から批判殺到「高所得者が対象だからとか言ってると次第に中間層まで広げられるやつ。茹でガエル」
コメントを書く