【食糧危機とは?】富山湾のブランド魚『ひみ寒ぶり』が10年ぶりに累計5万本超えの豊漁 福島県でトラフグが15年前の18倍の豊漁 長野県でマツタケが前年の16倍の豊作

【食糧危機とは?】富山湾のブランド魚『ひみ寒ぶり』が10年ぶりに累計5万本超えの豊漁 福島県でトラフグが15年前の18倍の豊漁 長野県でマツタケが前年の16倍の豊作

今年の冬は、日本各地で高級食材が豊漁・豊作となり、港や市場が賑わいを見せています。

富山湾では、ブランド魚の「ひみ寒ぶり」が10年ぶりの豊漁となっており、28日までに累計水揚げが5万本を超えました。

氷見市観光協会によると、2011年度以降では、2012年度の13万2370本が最高水揚げとなり、2013年度の6万2086本を最後に、5万本を超えたシーズンはありませんでした。

氷見市の代名詞ともいえる寒ブリの記録的な豊漁に、能登半島地震に見舞われた港町では「復興の後押しになる」と期待が高まっています。

また、福島県沖では「フグの王様」と称されるトラフグの漁獲量が急増しており、15年前は2トン弱にすぎませんでしたが、2021年から2023年で約18倍の約30トンに達しました。

現在、獲れたトラフグの7割が東京・豊洲や大阪、京都に卸され、年間売り上げは今や1億3000万円を超えています。

こうした中、地元・相馬市内の小中学校13校では先月、地元で獲れたトラフグを使った給食メニュー「ふぐめし」がおよそ3000食、子供たちに振る舞われました。

さらに今年は、長野県でマツタケも豊作となり、収穫量の速報値は平年値の23.7トンを大きく上回る40.9トンに達しています。

全国のマツタケを扱う広島県世羅町の直売所では、昨年の広島県産マツタケの入荷量が4kgだったのに対し、今年はその100倍にあたる400kgに上ったとのことです。

食材を育む環境が次世代にも受け継がれ、日本の食文化が守られますことを心から祈ります。

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