今年の冬は、日本各地で高級食材が豊漁・豊作となり、港や市場が賑わいを見せています。
富山湾では、ブランド魚の「ひみ寒ぶり」が10年ぶりの豊漁となっており、28日までに累計水揚げが5万本を超えました。
ひみ寒ぶり
10年ぶりの5万本越え✨過去『ひみ寒ぶり』時期と累計水揚げ本数 pic.twitter.com/raANXcsphh
— 富山県 氷見市観光協会【公式】Himi Tourism (@himikankou) December 28, 2024
どれも美味しそう!!!
芸術的なひみ寒ぶり🐟 https://t.co/ugkwFBPNwK pic.twitter.com/G2mqRC5NGl— 富山県 氷見市観光協会【公式】Himi Tourism (@himikankou) December 11, 2024
氷見市観光協会によると、2011年度以降では、2012年度の13万2370本が最高水揚げとなり、2013年度の6万2086本を最後に、5万本を超えたシーズンはありませんでした。
氷見市の代名詞ともいえる寒ブリの記録的な豊漁に、能登半島地震に見舞われた港町では「復興の後押しになる」と期待が高まっています。
また、福島県沖では「フグの王様」と称されるトラフグの漁獲量が急増しており、15年前は2トン弱にすぎませんでしたが、2021年から2023年で約18倍の約30トンに達しました。
現在、獲れたトラフグの7割が東京・豊洲や大阪、京都に卸され、年間売り上げは今や1億3000万円を超えています。
高級魚トラフグ 豊漁で給食に「ふぐめし」 イクラは高騰…おせち食材ピンチ
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— テレ朝news (@tv_asahi_news) December 26, 2024
こうした中、地元・相馬市内の小中学校13校では先月、地元で獲れたトラフグを使った給食メニュー「ふぐめし」がおよそ3000食、子供たちに振る舞われました。
フグといえば山口県下関が有名ですが、温暖化の影響で、福島県相馬でトラフグが豊漁。
小学校の給食にまで「ふぐめし」が提供されるほど。
相馬が今後、東日本の名産地になるかもしれないとのこと。私は、高級魚のフグは食したことがありませんが、今後、お手頃価格でスーパーに並ぶ日も近い?… pic.twitter.com/RyDEyhQTeS
— 鉄道旅行愛好家1919 (@150th_memorial) December 26, 2024
さらに今年は、長野県でマツタケも豊作となり、収穫量の速報値は平年値の23.7トンを大きく上回る40.9トンに達しています。
全国のマツタケを扱う広島県世羅町の直売所では、昨年の広島県産マツタケの入荷量が4kgだったのに対し、今年はその100倍にあたる400kgに上ったとのことです。
長野県のマツタケ、今年は豊作 生産量平年の1.7倍の見通し (信濃毎日新聞)
… 0日、今年の県内のマツタケ生産量(速報値)は40・9トンで、平年値(23・7トン)の約1・7倍になる見通しだと明らかにした。今年は夏から秋にか…https://t.co/nbkeESMDIq pic.twitter.com/mNMdWXSf0J
— 長野県塩尻市【ボット】 (@shiojiritter) December 10, 2024
食材を育む環境が次世代にも受け継がれ、日本の食文化が守られますことを心から祈ります。
◯【食料危機が来ない日本】『栗』が各地で豊作 福島・会津若松市では例年の約1.5倍の収穫
◯【昆虫食】破産した『グリラス』の社長、2050年頃までに人向けのコオロギ食品を流通させたいとの意向を表明し、またも批判殺到
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