静岡県や愛知県、東京都内で中国人の男2人とベトナム人の男3人が共謀し、高級スポーツ自転車200台以上を盗み、海外に転売するなどしていたことが分かりました。

被害総額はライトや小物入れなども含めると約240点、約1300万円に上り、自転車の一部は埼玉県内のヤードから、カンボジアに船で輸出されていたとのことです。

静岡県警捜査3課によると、中国人2人は浜松、静岡両市と愛知県、都内のマンションやアパートの駐輪場で、高級自転車のU字ロック錠などを用具で破壊するなどして盗み、窃盗の疑いで逮捕、送致され、いずれも公判中です。

盗んだ自転車は、ベトナム人の男性会社役員が経営するヤードに売却されていたとされ、合同捜査班が一連の事件で押収した自転車は最終的に約280台に上りました。

男性会社役員を含むベトナム人3人は、中国人から盗品であることを知りながら自転車を買い取ったとして盗品等有償譲り受けの疑いで逮捕されましたが、今年9月に不起訴処分となっていました。

◯盗品と知りながら自転車を買い取った疑い　ベトナム国籍の男性3人が不起訴に＝静岡地検浜松支部

しかし、浜松中央署、静岡中央署、静岡県警捜査3課などの合同捜査班が、静岡県内外で高級自転車200台以上を盗むなどしたことを裏付け、改めて立件したとのことです。

卑劣な犯罪行為を繰り返す悪人たちが全て厳しく取り締まられ、国民が安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。

◯【東京都】ベトナム人が高級自転車70台（約400万円相当）を窃盗し転売 「日本は簡単に盗める」 東南アジア諸国のビザ大幅緩和を実施したのは、外務大臣時代の『岸田文雄』

◯シジミ漁船の船外機が相次ぎ盗難、気仙沼などで17台「情緒豊かな日本文化が消えて海外のように『無人でおいてある物は自分の物的』な様相になった」

◯【さいたま地検】令和5年の不起訴率が60.0％であることが判明　事件総数は5万3090件、うち3万1813件が不起訴