ZOZO創業者・前澤友作の新ビジネス「KABU&(カブアンド)」で、モバイル通信(MVNO)のトラブルが相次ぎ、クレームが殺到しています。
前澤友作は「お金配り」をやめると宣言し、ガスやモバイル通信、ネット回線、ウォーターサーバー、ふるさと納税といった生活インフラを提供しながら、利用者にポイント感覚で「カブ&ピース社」の未公開株を提供するビジネスを開始しました。
カブアンドのCMです。
もうテレビで見ましたか?
さんまさん神でした。 pic.twitter.com/pBpGyCZFuz— 前澤友作 (@yousuck2020) November 20, 2024
サービスの一つである「KABU&モバイル」は、月額980円の3GBプランから3480円の50GBプランまで全5つの料金体系で展開しており、利用者には他サービス同様に「株引換券」が毎月進呈される仕組みになっています。
しかし、「KABU&モバイル」を通じてソフトバンク回線を契約したユーザーの一部から「MNP(乗り換え)に時間がかかる」「SIM発送が遅延している」とのクレームが次々と寄せられたとのことです。
これら一連の対応について、カブアンドは「不具合発生の保証は順次連絡します」「SIMの配送遅延などにより、乗り換え前の携帯電話会社で、12月分のご利用料金が発生してしまう方には、別途補償をさせていただきます」と説明しています。
しかし、カブアンドについては、未公開株を配るという仕組み自体に問題があるといった指摘が相次いでいます。
前澤友作は2〜3年以内の上場を目指すとしているものの、同社の目論見書には「上場の予定はありません」と明記されており、上場が実現しない場合には株式価値が大きく損なわれる可能性があります。
その上、サービス利用者にカブアンドの株式を配布しつづけることで、発行済み株式数の増加に伴って既存の株式価値が希薄化してしまいます。
そもそも、カブアンドの未公開株は、譲渡制限があり自由に売ることができないため、現時点で同社の株式から利益を得ることは極めて難しく、今後の運営状況によっては紙屑になる可能性すら十分にあり得ます。
情弱ビジネスが淘汰され、真に有益な企業が繁栄する健全な社会となりますことを心から祈ります。
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