ドラッグストア大手のウエルシア薬局は8日、自社のオンラインストアが不正なアクセスを受け、4万人近くの氏名や住所などの個人情報が漏えいしたおそれがあると発表しました。
発表によると、ウエルシア薬局の従業員が先月24日に業務用パソコンを使用していた際、偽の警告メッセージを表示して不正なサイトに誘導する「サポート詐欺」の被害を受けたとのことです。
同社は、通販サイト「ウエルシアドットコム」で商品を購入した3万9805人分の氏名や住所、電話番号などの個人情報のほか、親会社のウエルシアホールディングスのグループ従業員を含めた931人分の氏名や所属組織、メールアドレスも漏洩した恐れがあると説明しています。
ウエルシア薬局は、「関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。事態を厳粛に受け止め、情報セキュリティーに関する社内教育を徹底していきます」とコメントしました。
最近、薬局業界は「物言う株主」として知られる香港のオアシス・マネジメント目をつけられ、「業界再編」が進んでいます。
オアシス・マネジメントは、各分野で企業がダブついている日本の状況に着目し、「業界再編」を仕掛け、企業どうしの経営統合を促しては株を売却し、巨額の利益を得るという戦略を仕掛けてきました。
業界再編の最中にあるウエルシアは、今年4月に同社の松本忠久元社長が中国人と不倫していることが週刊誌にスクープされ、辞任しています。
◯ドラッグストア業界1位の『ウエルシア』社長、中国人女性との不倫で辞任 香港ヘッジファンドによるハニトラの疑い
現在、ウエルシアに限らず、すべての日本企業がハゲタカファンドによる業界再編、外資による乗っ取り、株式の空売りで儲けようとする投資家など、様々な脅威に晒されているため、今回の個人情報漏洩事件も単なる従業員の判断ミスなどではなく、社員になりすました産業スパイや闇バイトによる犯行である可能性も十分に考えられます。
悪質な犯罪行為が全て厳しく取り締まられ、人々の生活や安全が守られますことを心から祈ります。
◯船井電機の倒産、中国人や韓国人による乗っ取り工作だった疑いが濃厚に 従業員2000人は即時解雇
◯【乗っ取られる日本企業】香港投資ファンド『オアシス・マネジメント』、小林製薬株の5%を保有する大株主に
◯『アマゾン薬局』が日本に上陸 服薬指導から処方薬の配送までオンラインで可能に 病院やクリニックに隣接する『門前薬局』が淘汰され、地域医療が衰退する恐れ
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