今回の衆院選で、二階俊博の三男である二階伸康が比例でも復活できず、落選しました。
二階伸康は、自民派閥の裏金事件を受けて引退した父親の地盤(和歌山2区)を引き継いで出馬したものの、街頭演説の際に「私はこの政治、二階俊博から学びました。国土強靭化の精神を120%引き継いでます」などと強調し、投票前から物議を醸していました。
だったら50億どこいった?
二階の三男「私は、この政治、二階俊博から学びました、120%引き継いでます」
落選してください。同感の人いますか? pic.twitter.com/edEbQVJFdZ
— 125 (@siroiwannko1) October 23, 2024
これまで二階俊博は、和歌山県・紀伊地域で「王国」ともいわれる強固な地盤を築いたものの、息子に引き継いだとたん、13期連続で守ってきた議席を失うと共に王国も崩壊することとなりました。
このほか、現職法務大臣の牧原秀樹が、公示直前に統一教会との緊密な関係が大きく報じられ、落選しました。
牧原秀樹は「本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」と声を詰まらせながら謝罪し、自民への逆風については「この20年で最も冷たかった。激しい憎悪を感じた」と語りました。
◯牧原秀樹・法務大臣、旧統一教会の会合に37回出席 「旧統一教会と関連があると認識してなかった」と苦しい釈明 石破総理も続投させる考えを示す
また、現職農林水産大臣の小里泰弘も今回の衆院選で落選し、大臣の職を辞任する意向を示しています。
政界を腐敗させる議員たちが一掃され、真に国民の益となる政治が行われますことを心から祈ります。
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