【裏金まみれ】ウクライナ地方当局者の自宅から、約600万ドルの不正な現金が見付かる　兵役を免れようとする男性に障害者手帳を不正発行

ウクライナの地方当局者の自宅から、600万ドル（約9億円）もの不正な現金が発見され、物議を醸しています。

フメリニツキー地域医療社会専門センターの責任者テティアナ・クルパと、ウクライナ年金基金当局の幹部を務める彼の息子テティアナ・クルパは、兵役を逃れようとする男性らに嘘の障害証明書を発行したとして、公文書偽造の疑いが持たれていました。

今月に入り、ウクライナ国家捜査局がテティアナ・クルパの自宅に立ち入ったところ、タンスや引き出しなど、ありとあらゆる収納から各国の紙幣が大量に見つかり、総額600万ドル（約9億円）に上ったとのことです。

また、様々なビジネスプロジェクトを通じて、マネーロンダリングを行っていたことを示す書類も発見されました。

テティアナ・クルパとその息子は、フメリニツキー、リヴィウ、キエフに30の不動産、9台の高級車、4800万UAH（1億8000万円）相当の企業権、ホテルとレストラン複合施設を所有しています。

海外では、オーストリア、スペイン、トルコに不動産を所有しているほか、外貨口座に約230万ドル（約3億3000万円）を蓄積しているとのことです。

今後、この2人が起訴された場合、全財産の没収とともに、最高で12年の禁固刑が科せられる可能性があるとされています。

現在、SNS上では、テティアナ・クルパの夫とみられる、大量の札束の傍に寝そべった男性を捉えた動画が拡散されていますが、このようにウクライナ国内では汚職が横行しているため、岸田総理が同国にばら撒いた莫大な支援金も、ウクライナの政府高官らに横領されている可能性が十分にあるものと考えられます。

Zelenskyy team.

$6'000'000 – State Bureau of Investigation found at home of an official and her son in a small city in Ukraine.

$500,000 – they threw it out the window. To hide a crime.

Ordinary Ukrainians paid them this money so that they would not be taken into the army.… pic.twitter.com/7G2LNFM4pe

— Diana Panchenko (@Panchenko_X) October 4, 2024