石川県は4日、記録的豪雨による断水が輪島市、珠洲市、能登町の計1684戸で続いていることを明らかにしました。
能登豪雨から10日後の珠洲市大谷町です。元日の能登半島地震で倒壊家屋が多かった大谷川沿いの町は、復興に向けて歩んでいたところへ、今回の集中豪雨。大量の土砂や流木が啓開されていた道を塞いでいました。10日たっても川は濁流、海へと流れ込んでいました。大谷は再び断水に見舞われています。 pic.twitter.com/nsx3LP9V8N
— 海と日本プロジェクトinいしかわ (@IshikawaUmi) October 2, 2024
能登半島では、元日の地震の影響で最大11万戸が断水していましたが、5月末には一部地域を除いておおむね復旧し、多くの自治体が本格的な復旧に向けた検討に入っていました。
しかし、先月の記録的豪雨により、水道関連の施設が再び被災、一部では復旧までに数カ月程度かかる見込みとなっています。
珠洲市では、10月2日の時点で市内の839戸が断水しており、浄水場への土砂の流入で、水道の復旧見通しが立っていない地域もあるとのことです。
今月5日で、豪雨の発生から既に2週間が経過しましたが、現在も日常生活を送ることすら困難な状況となっており、自衛隊や民間団体による給水や入浴の支援が続いています。
珠洲市折戸町に住む男性は、「風呂もそんなじゃぶじゃぶ入れないやん。あっためて体拭く。だってずっとだもん。今年の正月から。水道が回復して、『あぁ、よかった』と思ったけど続けてこれやろ」「今のところ一切、復旧とか見込みとか、一回も聞いていないな。このまま冬になると困るよ」と話しています。
豪雨による死者は計14人に上り、学校や公民館などの避難所には、現在も492人が身を寄せています。
石川・輪島市 82歳男性
『政治家の人になんも言うことない。言うたからってその政治家が良くしてくれるっていうなら来て良くしてくれたらいいよ。政治家の先生方はどういう思いでおるか知らんけどね。私らはもう疲れ果てた』涙 こんな事言わすなよ自民党政権#報道1930 pic.twitter.com/07fuCnxu0g— akiu (@a_k_i_u_) October 4, 2024
苦しむ人々の声に寄り添った政治や行政が行われますことを心から祈ります。
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◯【追い詰められる維新の会】裏金問題で石川県・馳浩知事を刑事告発 5年間で819万円を収支報告書に不記載 告発人は自民党裏金問題を告発した神戸学院大学・上脇博之教授
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