タイヤ製造大手・ブリヂストンは1日、国際オリンピック委員会(IOC)と結んでいる五輪・パラリンピックの最高位スポンサー契約を今年いっぱいで終了すると発表しました。
ブリヂストンは、IOCの最高位スポンサー契約を2014年から結んできましたが、今後は更新せず、電気で走るフォーミュラカーの国際レース「フォーミュラE」など、持続可能なグローバルモータースポーツ活動にシフトしていく方針を示しています。
このほか、パナソニックとトヨタ自動車も年末での契約終了を既に表明しており、現在契約している日本企業3社が全て撤退することになります。
一昔前までは、五輪のスポンサーとなることで、大きな宣伝効果が得られ、ブランドイメージの向上にも繋がっていましたが、近年は汚職や談合、中抜き、スポーツの政治利用といった悪いイメージが定着し、スポンサー離れが必至の状況となっています。
海外企業の間では、何年も前からこうした動きが広がっており、米マクドナルドやバドワイザーなども2016年のリオ五輪を最後に契約を更新していません。
汚職や不正の一切ないクリーンかつ公正なスポーツ競技が行われますことを心から祈ります。
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