メタ、10代のインスタグラム利用を一部制限 子供への悪影響批判を受け

メタ、10代のインスタグラム利用を一部制限 子供への悪影響批判を受け

IT大手メタは17日、自社が運営するインスタグラムについて、10代の利用を一部制限すると発表しました。

アメリカでは、若者のSNS依存が深刻な社会問題となっており、メタのマーク・ザッカーバーグCEOが今年1月の公聴会で、自社のSNSを通じて、違法薬物などの被害を受けた子供を持つ保護者らに謝罪しています。

◯【アメリカ議会の公聴会】メタ・TikTok・Xなどの最高経営責任者、SNSが原因で子供を亡くした遺族や議員たちから厳しい追及 ザッカーバーグが謝罪 中国共産党との関係についても問い詰められる

今回新たに設けられた制限は、「フォローしていない相手からのメッセージを受信できなくする」「暴力的な内容などを対象に閲覧できるコンテンツに制限をかける」「攻撃的な言葉を自動的に制限する」といった内容となっています。

制限の導入時期については、60日以内にアメリカやイギリスなどで完了し、EUでは今年中に、その他の地域では来年1月以降になる予定とのことです。

子供たちが犯罪に巻き込まれることのない、安心安全な社会となりますことを心から祈ります。

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