「阿蘇くじゅう国立公園」周辺でメガソーラーの設置が相次いでいることを受け、熊本県が環境の保全を目的に国立公園の区域を拡張する計画を了承しました。
昨年11月時点で、阿蘇地域には少なくとも26ヶ所のメガソーラーが設置され、特に大きい規模の発電所は熊本県と大分県にまたがる「阿蘇くじゅう国立公園」周辺に集中しています。
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このため、地元の自治体から環境保全を求める要望が相次ぎ、環境省が2年前から変更に向けた手続きを行ってきました。
県庁で開かれた「県国土利用計画審議会」では、農業や自然保護の専門家など14人の委員が出席し、国立公園区域のうち阿蘇市や南小国町など8市町村にまたがる、合わせて3300ヘクタールあまりを拡張する計画案が了承されました。
環境省は今年度中に計画案を決定する方針で、拡張される区域が「特別地域」となった場合、原則として「メガソーラー」の設置はできなくなります。
太陽光発電の危険性がさらに周知され、メガソーラーによる被害が抑止されますことを心から祈ります。
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