スペインのマドリード当局は5日、電動キックボードのレンタル会社3社の営業許可を取り消すと発表しました。
マドリードで営業許可を得ていた「ライム」「ドット」「ティア」の3社は、それぞれ2000台の提供を市から認められていましたが、来月から営業停止となる見通しです。
市議会はこの3社に対し、最高水準の安全性と秩序の確保を求め、各社のデータに市がアクセスできるよう義務付けたほか、駐車エリアを指定区画に限定し、歩行者専用の通りや歴史的な公園の近くで電動キックボードのレンタルができないようにするなどといった規定を設けていました。
しかし、3社は市の規定を守らず、禁止されたエリアでの利用や駐車も常態的に行われていることが判明したほか、電動キックボードの事故も相次ぎ、住民からの苦情も多数寄せられていたとのことです。
市の方針を受け、ライムやドットの広報担当者は、サービス継続に向け市との協議を希望していますが、一方のマドリード市長は、電動キックボードの営業許可は認めないとしています。
現在、世界各国の都市で、電動キックボードを廃止したり規制を強化する動きが広がっていますが、この日本では危険運転や事故が急増しているにもかかわらず、政府も自治体もこの問題に全く触れようとしません。
◯【豪メルボルン市】電動キックボードのレンタルを禁止に 事故多発と市民からの苦情殺到により
◯【イタリア政府】道交法を改正、『電動キックボード』の規制強化に乗り出す ナンバープレート取得、ヘルメット着用、任意保険への加入を義務化
◯【フランス・パリ】事故多発のため『電動キックボード』のレンタルサービス廃止 住民投票で決定
都会の道で更に増えてきた電動キックボード (主にLUUP)
車道を逆走しても車やバイクは避けてくれると知ったためか運転マナーが更に悪化してきた印象
逆走している自覚もなく対面で睨まれたりも、、初めてここを走る方のイメトレ用などにどうぞ
大阪ミナミ界隈の日常 バイク目線#Luup #危険運転 pic.twitter.com/fsdvjlZGQz— Noriko To Norio (@nonori03) September 2, 2024
電動キックボードの危険性が広く認知され、誰もが安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。
◯電動キックボード大手の米Lime社が日本に参入 Lime社を設立したのは中国人「欧州では危なくて禁止になってるのに日本には続々。 どの『先生』が糸を引いてるやら」
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