米ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事やクオモ前知事の元側近（補佐官）が、中国政府の代理人として活動した容疑で米連邦検察に起訴されました。

起訴されたのは、元補佐官リンダ・サン被告（40）と夫のクリス・フー被告（41）2名で、外国代理人登録法（FARA）違反、ビザ詐欺、マネーロンダリングなど10の容疑がかけられています。

起訴状によるとリンダ・サン被告は、ホークル知事の旧正月のスピーチから新疆ウイグル自治区に関する記述を削除したほか、中国政府の要請を受け、台湾政府関係者らとホークル知事を含む米政界関係者の会合を複数回にわたり阻止し、ニューヨーク州高官の中国訪問を手配しようとしたとのことです。

リンダ・サン被告は、スパイ活動の見返りとして、中国政府から夫の企業を通じて数百万ドル（数億円）相当の取引支援を受け、親戚の中国国内の就職についても支援を受けたほか、受け取った報酬で350万ドル（約5億1000万円）相当の自宅を購入したことが分かっています。

この他にも、容疑者らはハワイのホノルルに210万ドル（約3億1000万円）相当のコンドミニアム、2024年式のフェラーリなども所有していたとのことです。

全世界に破壊工作を仕掛ける中国人スパイたちが一人残らず炙り出され、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。

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