米ニューヨーク州郊外のナッソー郡でマスク禁止条例が施行 公共の場でマスクを着用した場合、1年以下の懲役と1000ドルの罰金

米ニューヨーク州郊外のナッソー郡でマスク禁止条例が施行 公共の場でマスクを着用した場合、1年以下の懲役と1000ドルの罰金

ニューヨーク州郊外のナッソー郡で、犯罪防止・安全対策のためとし、公共の場でのマスクの着用を禁止する条例が施行されました。

コロナ禍以降、アメリカ国内では犯人がマスクで顔を隠し、強盗や窃盗に及ぶ事件が相次ぎ、深刻な社会問題となっています。

この問題を受け、ナッソー郡の議会で「マスク禁止条例」が賛成多数で可決・成立し、公共の場でマスクを着用した場合、1年以下の懲役と1000ドルの罰金が課されることになりました。

現在、アメリカの各地で同様の動きが広がっており、ニューヨーク州のホークル知事も今年6月に「地下鉄で犯罪を隠すためにマスクを着けることは許されない」と述べ、地下鉄などの公共の場でマスク着用の制限を検討する考えを示していました。

また、ロサンゼルスのカレン・バス市長も今年7月、公共の場所でのデモ活動の際にマスクの着用を禁止することを検討している明かしたほか、ノースカロライナ州では、公共の場でのマスク着用を制限する法案が可決されました。

卑劣な犯罪を繰り返す悪人たちが厳しく取り締まられ、人々の安全が守られますことを心から祈ります。

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