パリ五輪スタッフ、身元調査をして5000人を除外 1000人は妨害やスパイの疑い

パリ五輪スタッフ、身元調査をして5000人を除外 1000人は妨害やスパイの疑い

フランスの内務省は、パリ五輪のスタッフを対象に身元調査を行なった結果、約5000人が排除され、このうち1000人に大会の妨害やスパイ行為の疑いがあったことを明らかにしました。

ダルマナン内相によると、開会までの過去1年間で、大会ボランティアや民間警備員、ジャーナリスト、選手やコーチなど約100万人の身元を調べたとのことで、約5000人を排除した理由について「大会に干渉する危険、外国のスパイ、極右・極左やイスラム教徒で過激化の兆候があること、犯罪歴があること」などを挙げました。

このうち外国の干渉につながる恐れがあるとして排除されたのは880人、国外退去命令の対象となった外国人は360人、過激派として排除されたイスラム教徒は260人、極左は186人、極右は96人に上りました。

今年4月には、パリ五輪期間中のテロを計画した疑いで16歳の少年が逮捕されています。

少年は「爆発ベルトを作り、殉教者として死にたい」などとSNSで表明していたことが判明、さらに、自宅からは過激派組織・イスラム国に忠誠を誓う手紙が発見されたとのことです。

◯テロ計画、16歳少年逮捕 パリ五輪期間中に

卑劣な手段で人々に危害を加えようと目論む悪人たちが一掃され、全ての人々が安心して暮らせる平和な世界が訪れますことを心から祈ります。

◯【日テレ】パリ五輪の特番キャスターに『櫻井翔』を起用すると発表し、批判殺到

◯パリ五輪に出場するオーストラリアの水泳選手、マスクを着用してフランスの空港に到着 自転車ロードレース『ツール・ド・フランス』では出場者のマスク着用が義務化

◯【北京五輪】中国人選手が反則行為を連発し、批判殺到 IOCとツイッター社が結託して反則現場の映像を次々と削除、アカウントをロック

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