【身を切る改革とは?】日本維新の会、『政策活動費』で高額会食を繰り返していることが判明 

【身を切る改革とは?】日本維新の会、『政策活動費』で高額会食を繰り返していることが判明 

日本維新の会が、「政策活動費」で高額会食を繰り返していることが判明し、物議を醸しています。

現在、日本維新の会は、政党から議員に支給される「政策活動費」の見直しを求めており、「特定支出」という新たな制度を設け、10年後に使いみちなどを公表することを「政治資金規正法」の改正案に盛り込んでいます。

見直しに向け、「日本維新の会国会議員団」は、昨年11月〜12月の2か月間に支出した600万円余りの使いみちと、領収書や請求書の写しを公表しました。

開示された情報によると、政策活動費の内訳は「外部との交際費」が32件(約345万円)、選挙関係の調査など「調査研究費」が5件(約275万円)で、大半が飲食代となっています。

1回の会食で10万円以上支出しているケースが計16件と半分を占め、飲食を共にした相手は「政治関係者や有識者など」としています。

領収書の最高額は、昨年11月22日の27万1282円で、同日に4件の会食、計約50万円分の支出がありました。

しかし、肝心の支出先の情報は全て黄色く塗り潰されており、1人あたりの会食費も確認できない状態となっているとのことです。

高額領収書について、維新の会の藤田幹事長は「1人1万円でも20人で使えば20万円」「1人10万~20万円のお店は世の中にあるが、我々がそんな高い所に行くのはレアケース」「先方に迷惑をかけないための措置だ。後ろめたい使い方はひとつもない」などと弁明しています。

これを受け、政治資金に詳しい神戸学院大の上脇博之教授は、「支出先が“黄塗り”なんて『公開』の名に値しません。『国民の不断の監視』を目的とする政治資金規正法の趣旨にも反します」と指摘。

続けて、「そもそも多くの国会議員の政治団体は、収支報告書に『会合費』の支出先まで記載しています。よっぽど後ろめたい使い方だから隠すのではないか」とし、「まさに『政治にカネがかかる』と言い張る自民の補完勢力。規正法改正の維新案では政活費を『特定支出』に改め、『10年後に使途を公開する』とありますが、10年先にも維新が残っている保証はないのです」と非難しています。

また、ネット上でも「後ろめたいから塗りつぶしたんでしょ?」「全然身を斬らんなぁ」「名前を伏せてる時点で先方のやましさを感じる」といった批判の声が殺到しています。

税金によって私腹を肥やす政治家たちが一掃され、国民の利益に資する真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。

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