東京都庁で27日夜、プロジェクションマッピング事業の一環で「ゴジラ都庁襲撃」の上映が開始されました。
投影時間は1回あたり6分ほどで、都がゴジラの襲来を受け、極秘裏に開発した専用の迎撃機で立ち向かうストーリーになっています。
都は新たな観光資源を作ろうと、今年2月から都庁第一本庁舎の壁を使ったプロジェクションマッピングを実施しており、担当者は「世界的にも人気のあるゴジラなので、大型連休で訪れる国内外の旅行者にも楽しんでもらいたい」と話しています。
しかし、都庁でのプロジェクションマッピングには高額な税金が投じられており、今年度の事業費だけで9億5000万円が計上されているほか、明治神宮外苑や新宿住友ビルなど、都庁以外での上映も含めると総額約50億円もの費用がかかっています。
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◯【独自・悲報】効果不明のプロジェクションマッピングに約50億円!
そのため、「これ誰が喜ぶの。なんで災害あった場所の復興金にしないの? プロジェクションマッピングで空腹は満たされないのよ」「素人目に見て、億単位で費用が掛かるようなモノには到底見えないので、適正な支出なのかどうか都民として内訳を知りたいのですよね…」「また無駄金使ったんだ」といった批判の声がネット上では殺到しています。
実際、あるXユーザーは、自身の発注経験から同じ規模のプロジェクションマッピング事業を民間で行った場合、9億5000万円もかからないと指摘しています。
そのため、これらの事業を受託した電通や下請けの制作会社などによって中抜きが行われている疑いがあります。
【東京都庁に100メートルの「ゴジラ」現れる】
都庁舎のプロジェクションマッピングは、建物への常設の投影としては世界最大で、大型連休の家族連れなどが大勢訪れています
常設投影の事業費として都は今年度予算に9億5,000万円を計上していますhttps://t.co/2j3gYCEQ9V#nhk_video pic.twitter.com/2haeDiXsFt
— NHKニュース (@nhk_news) April 27, 2024
税金を浪費しつづける政治家たちが一掃され、国民にとって益となる真っ当な行政が行われますことを心から祈ります。
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