マイナ保険証に関するアンケートで、受付システムを導入した歯科医院の7割が、何らかの「トラブルがあった」と回答したことが判明しました。

このアンケートを行ったのは福岡県・歯科保険医協会で、2023年11月～2024年1月に会員・1614歯科医院のうち、152医院から回答を得たとのことです。

152医院中、142医院がマイナ保険証の受付システムを運用しており、トラブルがあったと答えたのは7割に相当する104医院に上りました。

具体的な事例は「保険者情報が正しく反映されなかった」が70件、「機器などの不具合でカードがうまく読み取れなかった」が46件、「他人の情報にひもづけされていた」が2件となっています。

このほかにも、医療費の負担割合の誤表示、顔認証に長時間を要するといったトラブルも相次いでいるとのことです。

発生したトラブルへの対応については、健康保険証で確認したケースが最も多く、「マイナ保険証への対応で受付業務が増えた」と回答したのは79医院に上りました。

この結果を受け、歯科保険医協会・事務局の山下さんは「歯科医院は小規模で診療しているところも多く、マイナ保険証のトラブルに追われ、診療への影響が出ている医院もある。安定的な医療提供への阻害になっている」と話しています。

こうした状況も相まって、マイナ保険証の利用率は伸び悩んでいますが、武見厚労大臣は、利用率に関係なく、12月に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化するとの意向をあたらめて示しました。

そのため、12月以降に大きな混乱が生じるのではないかと懸念する声や、「何の為の政府なのか意味不明」「己れの利権だけの政府」「医師会の総意なのでしょうか？ 利権しか見当たりません」といった政府への批判が依然として数多く投稿されています。

利権ばかりを追い求める政治家たちが全て厳正に裁かれ、民意の反映される真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。

◯厚労省職員の95%が『マイナ保険証』を利用拒否　政府の内部文書により明らかに　国家公務員全体も95％が利用せず

◯政府が“マイナ保険証の利用率”を水増ししていた疑いが浮上　報道されている4％台ではなく、実際は2％台だった!!

◯【武見厚労相】マイナ保険証の利用者を増やした病院に最大20万円を支給すると発表 「お金の使い方がおかしい」と批判殺到