昨年、記録的な不漁となっていた「カツオ」の漁獲量が、今年の春から順調に増加して豊漁となり、スーパーなどで特売される機会が増えています。
主要水揚げ港の一つ、千葉県の勝浦港では、今年4月〜5月19日までの生鮮カツオの水揚げ量が約2800トンと、前年同時期の1.5倍に増加しているとのことです。
このほか、静岡や三重、愛媛、高知、宮崎、鹿児島県の各港でも好調な水揚げが続いているそうです。
豊漁を受けて東京「豊洲市場」での取引価格も値下がりしており、5月中旬の1匹2.5キロ前後サイズの卸値は、1キロあたり400円〜800円で、前年同月より2〜3割安、ここ数年でも最も高値が続いた昨秋に比べると、半値近くまで値下がりしているとのことです。
豊洲の卸会社の担当者によると、カツオの餌となる小イワシなども近海で豊漁となっているため、脂の乗りも良いそうです。
このように日本の市場には、季節ごとに海の幸・山の幸が豊富に出回り、昆虫食や培養肉などのフードテック産業が割って入る隙など微塵もありません。
フードテックの市場拡大を目論む悪人たちが全て厳正に裁かれ、日本の食の安全がしっかりと守られますことを心から祈ります。
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