コオロギの養殖や商品開発、販売を行う「株式会社オールコセイ」(東京都)は4日、フードロスを減らす取り組みとして、植物工場を運営する「小林クリエイト株式会社」と業務提携契約を結んだと発表しました。
オールコセイは、静岡県富士市に養殖場を持ち、年間で約60万匹のコオロギを食用として飼育しています。
一方、小林クリエイトは、同市で完全閉鎖型の植物工場「富士ベジ工房」を運営、リーフレタスなどの野菜を中心に、農薬不使用の水耕栽培を行っているとのことです。
今回の提携により、オールコセイは富士ベジ工房で出たリーフレタスの残渣(残ったかす)や余剰品を買い取り、コオロギの飼料として再利用するとしています。
オールコセイは、「コオロギは生野菜のまま食べることもでき、また、食べきれなかった生野菜は粉末に加工し与えられるため、当社で買い取ったものから残渣や廃棄物が出ることはなく、全て使い切りが可能です。それにより、年間で約7200kgの食品ロスを防ぐことができます」と説明しています。
この取り組みを受け、「牛さんや豚さんに食べさせて!」「子牛があり得ない位安くしか売れなくて廃業してる畜産農家が増えてるのに、本当そこじゃないと思う事が多すぎる…」「方向性が間違ってる。 家畜用に使用出来るようにする方が良い」「意地でもコオロギ食わせたいのね」といった批判が殺到しています。
家畜の飼料高騰で廃業を迫られる畜産業者が続出する中、こうしてフードテック利権にかかわる企業は、畜産業者への支援ではなくコオロギの養殖を優先し、市場の拡大を図っているわけです。
有害な昆虫食を普及させ、人々の健康と食の安全を脅かす悪人たちが一人残らず厳正に裁かれますことを心から祈ります。
○昆虫食や培養肉などの普及を目的とした超党派議員による「フードテック振興のための議員連盟」が2020年に設立されていたことが判明
○『農民連』、酪農・畜産危機の打開のため、緊急対応を求める8万人分の署名を農水省に提出
○【鹿児島県】今シーズンだけで飼養羽数の1割を殺処分 鶏卵の生産量が前年より15%減少 鶏を埋めた土地から廃液が漏れ、農作物にも甚大な被害
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