過去の記事で、中国の自動車メーカー「吉利(ジーリー)」が、ベンツの筆頭株主になっていると報じましたが、中国はかねてより世界の自動車産業を支配しようと様々な計画を進めてきました。
○【ドイツも中国に乗っ取られている】ベンツの筆頭株主は中国企業、港や空港も次々と中国企業が買収
吉利は、ベンツ以外にも、2010年にスウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」を、2017年にはイギリスの自動車メーカー「ロータス」を買収し、世界の有名自動車メーカーを傘下に置いてきました。
○中国吉利傘下のボルボが上場へ 2030年までに全車種をEVに
また、吉利はかつて、BMWに対し「中国市場において販売の協力を行う代わりに、エレクトリック関連技術を供与してほしい」と打診したり、ジープの親会社であるフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)に買収提案を行っていたそうです。
また中国は、自動車生産・販売台数が13年連続世界一と、自動車メーカーにとって最大の市場となっているため、多くの有名自動車メーカーと合併会社を設立し、販売を拡大させてきました。
○3台に1台が中国向け。BMW、中国事業を加速 投資継続に意欲
○メルセデス・ベンツ筆頭株主となった中国・吉力汽車の李書福氏。過去にはBMWに提携を持ちかけていたことが判明
さらに、中国はEV自動車を世界的に普及させることで、日本の自動車産業を潰そうとしていることが判明しました。
日本のハイブリッド車は、世界が真似できない高度な技術を有している上に、内燃機関のエンジンを設計できる国は、日本、ドイツ、アメリカしかありません。
そこで中国は、アメリカや日本などから盗み出した半導体技術を用いて、EV車を製造、普及させ、自動車産業のシェアを奪おうと狙っているようです。
トヨタの社長も、「全部EVになったら、自動車産業が支える550万人の雇用の大半を失う」と警鐘を鳴らしています。
しかも、EV車用バッテリーの世界シェアは、中国企業が1位となっているため、EV車が普及することで、どの国も中国への依存を避けられなくなります。
○【EV車の普及によって、中国共産党が潤う仕組みになっていた!!】小池百合子都知事、新築にEV車の充電設置義務化を指示
このようにして中国は、400兆円の巨大市場を持つ自動車産業を支配しようと、全世界の自動車メーカーに様々な破壊工作を仕掛けているわけです。
世界中で侵略行為を繰り返す中国共産党が一刻も早く滅び、彼らの計画がすぺて頓挫しますことを心から祈ります。
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