
新潟県胎内市の養鶏場で、鳥インフルエンザの感染が確認され、約63万羽の殺処分が進められています。
県によると、4日におよそ70羽のニワトリが死んでいるのが見つかり、遺伝子検査を行ったところ、5日午前8時ごろに陽性が判明したとのことです。
県は感染の拡大を防ぐため、この養鶏場で飼育されているおよそ63万羽の殺処分を始めています。
県内で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されるのは今シーズン初めてで、全国では3例目です。
鳥インフルエンザの感染が確認された場合、家畜伝染病予防法やそのガイドラインに基づき、ニワトリを埋却するための土地を確保し、石灰をまいて殺菌するなどの措置を行う必要がありますが、その際、腐敗したニワトリの死骸から漏れ出た液体によって、周辺の土壌やため池が汚染されたり、土地所有者の同意を得ないまま無断で埋却が行われるといったトラブルが発生しています。
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農水省や消費者庁は、鳥インフルエンザに感染したニワトリの肉や卵を食べても健康上の問題はないとの見解を示していますが、全頭処分という方針を未だ見直す姿勢を見せていません。
食料の安定供給が確保され、誰もが安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
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