
厚労省は、コロナワクチンの健康被害に関する審議結果を公表し、これまでに認定された件数が9319件に上り、このうち死亡との因果関係が否定できないとして認定されたケースが1042件に達したと明らかにしました。
「今回の審議結果を含む進達受理件数は1万4,288件。うち認定は9,319件、否認は4,122件、保留は15件となった。」
過去と比較にならないほど多い受理件数と認定数。「薬害」という他なし。
この数字の向こうに、生身の人間の苦しみがある。
放置してる政治家を許せない。
https://t.co/eBapFaEKA4— 鳥集徹 (@torutoridamari) October 7, 2025
◯疾病・障害認定審査会 (感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会) 審議結果

6日に開かれた「新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会」では、新たに審査された36件のうち、9件が認定され、25件が否認、2件が保留となりました。
36件の請求内容は、「医療費・医療手当」が24件(認定5件、保留2件)、「死亡一時金・葬祭料」が7件(認定4件)、「障害年金」が5件(認定なし)だったとのことです。
審査会で救済措置が認められても、適切な治療法が見付からず、今もさまざまな症状に苦しむ人が後を断ちません。
愛知県春日井市在住の石黒宏幸さんは、2回目のワクチン接種後に強い倦怠感や息苦しさに襲われ約2年間、寝たきりの生活を余儀なくされ、国の救済制度で倦怠感や発熱など7つの症状が認定されました。
しかし、症状は今もなくなっておらず、「この手帳(予防接種被害者健康手帳)がないと、ただの“自称調子の悪い人間”なんですよ。検査で異常が出れば『これが異常のデータです』と。数字を見れば医者も認められる。でも(異常が)出ないんです」と話しています。
◯新型コロナワクチン接種後 一時寝たきりに 「この手帳がないと“自称調子の悪い人”」 9回目の定期接種始まるも…国への不信感強まる後遺症患者 医師団体は“ある申し入れ”
石黒さんは、国のワクチン後遺症の対応が不十分だとして、国に謝罪や損害賠償を求める裁判の第二次訴訟に原告として参加しています。
コロナワクチン接種による健康被害の実態が正しく検証され、二度と同様の薬害が繰り返されることのないよう心から祈ります。
◯【東京地裁】コロナワクチン購入に関する国と製薬会社の契約書の開示を求める裁判で、国の全面不開示は『違法』と判断 部分開示を求める
◯【東京地裁】コロナワクチン接種の健康被害に関する集団訴訟の第1次訴訟(第3回期日)と第2次訴訟(第1回期日)が開かれる
◯【福岡厚労大臣】新型コロナワクチンの救済制度で1031件の死亡認定された事例は「悲惨な被害」に当たるものではないと主張 あくまで国の過失を認めず
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