
自民党の高市早苗総裁は会見で、裏金事件に関与した議員の要職への起用について問われ、「国民の代表として送り出された方々だ。特に人事に影響ない。しっかりと働いてもらう」と述べました。
【速報】裏金関係議員の起用は問題ないと高市氏https://t.co/UbZlha6Xoc
— 47NEWS (@47news_official) October 4, 2025
高市早苗は党の役員人事で、旧安倍派「5人衆」の一人である萩生田光一元政調会長を幹事長代行に起用する方向で調整を進めています。
萩生田光一は、2018年から2022年の5年間に計2728万円の裏金を受け取りながら、政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかになっています。
◯【東京地検特捜部】自民党・萩生田光一の政策秘書に対する不起訴の判断を改め、略式起訴の方針を固める「また責任を秘書にズラしたな」「とかげの尻尾切りよな」
また、新たな執行部の主要メンバーとして、幹事長に鈴木俊一総務会長、副総裁に麻生太郎最高顧問、政調会長に小林鷹之元経済安全保障相、選対委員長に古屋圭司、総務会長に有村治子元女性活躍相を起用しました。
麻生氏は副総裁に内定 7日に自民党役員人事決定 政調会長に小林鷹之氏らhttps://t.co/JqOU5iPbQu
麻生氏は総裁選の決選で同派議員に高市氏への投票を促し、茂木陣営も多くの議員が高市氏に投票した。党役員人事には、総裁選勝利の立役者となった麻生、茂木両氏への配慮が強くにじんだ。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 6, 2025
この党役人事に対しては、野党から批判の声が上がっており、立憲民主党の野田代表は「秘書が略式起訴されて罰金刑となった人(萩生田)が幹部に登用されるわけではありませんか。派閥のことは無かったことにするんですか。裏金の問題はもうけじめがついたことにするんですか。解党的出直しにはなっていないと私は思います」と指摘しました。
一方、鈴木幹事長は、萩生田光一の起用について「党の処分がとられ、有権者の審判を受けた。一定の結論が出ている」と正当性を説明しました。
今回の総裁選で、高市早苗は麻生太郎の働きかけによって選出されたと言われており、執行部の主要メンバーの大半が麻生派で占められていることから、自民党内から「顔ぶれ見ると麻生政権みたいだ。ここまで露骨にやるのかと思ったね」といった声も上がっています。
副総裁:麻生太郎本人
幹事長:鈴木俊一(麻生派、麻生氏の義理の弟)
総務会長:有村治子(麻生派)
選対委員長:古屋圭司(政策面や人脈的に麻生派に近いとされている)
真に国民の幸福につながる政治が行われますことを心から祈ります。
◯【高市早苗】新総裁に就任し、統一教会からXでお祝いのコメント「やりました万歳 高市早苗新総裁 おめでとうございます」過去には『世界日報』に5回以上登場
◯【自民・高市早苗】総裁選に向けて小野田紀美をキャプテンとする『チーム・サナエ』を発足 選対本部長は中曽根弘文が就任
◯【自民党】中国の動画アプリ『Tik Tok』の公式アカウントを開設 中国への情報漏洩の懸念も「われわれはリスク管理のプロ。大丈夫だ」
コメントを書く