
コーヒーチェーン大手のスターバックスは、深刻な業績不振からの脱却を目指し、アメリカで大規模な店舗閉鎖と人員削減を行うと発表しました。
【米スタバ 北米で数百店舗を閉鎖へ】https://t.co/IcWRjy0fI6
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 26, 2025
ブライアン・ニコルCEOの発表によると、スターバックスは今月、全店舗の約1%にあたる数百店を閉鎖する予定で、北米の店舗数は6月末時点の1万8734店から9月末までに1万8300店に減少する見通しです。
スターバックスは、今年2月に1000人の人員削減を行いましたが、今回新たに900人を削減する方針で、対象となる従業員には26日に通知され、「十分な退職金と支援パッケージ」が提供されます。
事業再編にかかる費用は10億ドル、日本円にして約1500億円と見込まれており、1000店舗以上の改装も計画に盛り込まれています。
ニコルCEOは、「今回は一段と重大な措置になる。パートナーや顧客に影響を与えることは理解している。私たちのカフェは地域社会の中心であり、閉店は難しい判断だ」と話しています。
スターバックスは創業から40年を経てグローバルブランドへと成長しましたが、当時のような個性や流行感は薄れ、「6ドルもするスタバのアイスコーヒーにはお金を払いたくない。高すぎる」との声も上がっています。
わずか数年の間にスターバックスのCEOは4人も交代しており、昨年就任したニコルCEOも、破格の報酬に加えてプライベートジェットでの通勤が認められていたことが明らかになり、厳しい目が向けられることになりました。
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ニコルCEOは人員削減を実施する一方で、店舗の居心地向上を図るためとし、各カップに手書きでポジティブなフレーズやリピーターへの感謝の気持ちなど、パーソナライズしたメッセージを添えるよう指示したとのことですが、一部の従業員からは「全部のカップにただ『素晴らしい1日を!』と急いで殴り書きすることに、本当に意味があるのでしょうか?そんなこと、私はやりたくありません。それで本当に、顧客と繋がっているといえるのでしょうか?」といった疑問の声が上がっています。
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真に価値ある企業が存続し、発展していきますことを心から祈ります。
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