【山梨県・富士五湖地域】外国人観光客によるレンタカー事故が急増 2024年は770件、今年は7月末時点で600件発生

【山梨県・富士五湖地域】外国人観光客によるレンタカー事故が急増 2024年は770件、今年は7月末時点で600件発生

山梨県の富士五湖地域で、外国人観光客が運転するレンタカーによる事故が急増しています。

富士五湖地域は、山梨県の富士山北麓に広がるエリアで、河口湖・山中湖・西湖・精進湖・本栖湖の5つの湖を中心にした観光地として知られています。

いずれの湖も富士山の噴火によって形成され、富士山を望む景勝地として国内外から多くの観光客が訪れています。

山梨県警によると、この地域で発生したレンタカーによる物損事故は、2023年に417件、2024年は770件と1.8倍に増加し、今年は7月末時点ですでにおよそ600件に上っているとのことです。

物損事故に占める外国人の割合も年々高まり、2023年は全体の1割でしたが、今年は2割にまで増加しています。

山梨県忍野村では、台湾からの観光客が運転するレンタカーが一時停止後に左右の確認を怠り、右から来た車と衝突する事故が発生しました。

さらに別の場面では、同じ車が減速しないまま交差点に進入する様子も記録されていたとのことです。

富士河口湖町にあるレンタカー店は、利用客の8割以上が外国人であるため、日本の運転ルールや注意事項を丁寧に説明しているそうです。

レンタカーを借りていたオーストラリア人の観光客は、 「日本での運転に緊張しています。オーストラリアの道路はもっと広いから、日本ではゆっくり安全にいこうと思います」とし、 台湾人の女性は、「日本でどうやって運転するか学ぶために、動画を見てきました」「日本は左側通行ですが、台湾は右側通行なのでそこが違います」と話しています。

また、別のレンタカー店の従業員は、外国人による事故の増加について「一時停止が分からなくて見過ごしてしまうというケースも散見されますし、一時停止の重要性を認識されていないお客さまも多くいますので」と指摘しています。

オランダからの観光客は、初めて日本で運転した感想として「オランダの一時停止標識は八角形だけど、日本のは三角形。それと、どうしても言語の壁がある」と話しています。

再発防止策が徹底され、誰もが安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。

◯【ニセコ】交通事故が急増、わずか2か月間で704件発生 約半数が外国人絡み

◯【北海道・ニセコ】オーバーツリズムの被害続出 外国人の投資が加熱、平均時給が2000円に高騰 時給1000円弱の介護施設は人手が集まらず閉鎖 交通事故も多発

◯外国人観光客による交通事故が急増 レンタカー事故の約7割が外国人 国民「標識も読めない外国人に車の運転を許可するのはおかしい」

コメントを書く

*
*
* (公開されません)

Comment