【東京】熱中症疑いで搬送者8341人、2年連続で過去最多を記録 熱中症死亡者数も100人を超える

【東京】熱中症疑いで搬送者8341人、2年連続で過去最多を記録 熱中症死亡者数も100人を超える

連日の猛暑の影響で、東京都内では熱中症の患者が急増し、6月から先月31日までで8341人に達しました。

熱中症で搬送された人数は昨年の7996人を大きく上回るペースで増加しており、2年連続で過去最多を更新しています。

また、熱中症による死者は、東京23区だけで101人に上り、このうち7割以上が冷房のない部屋で過ごしていたか、冷房を設置していても使用していなかったとのことです。

特に高齢者の死亡が目立ち、70代が42人、80代が32人、90歳以上が11人と、全体の8割以上を占めています。

東京都心では、8月30日に歴代5位となる38.5度を記録したほか、9月1日までに最高気温35度以上の猛暑日が26日も観測されています。

気象庁のデータによると、東京の年平均気温は過去100年で3.4℃も上昇しており、アスファルトやコンクリートが熱をため込む「ヒートアイランド現象」に加え、湾岸部の開発で海からの風が高層ビルに遮られることも猛暑の原因となっています。

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このため、「風の道」を遮らない都市開発が提案されているものの、築地市場の跡地では高さ230メートルの超高層ビルを含む9棟の建設計画が進められているため、これまで以上に海風が都心へ届きにくくなる恐れがあると懸念されています。

熱中症のリスクがさらに周知され、これ以上の被害が出ないことを心から祈ります。

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