
東京地検特捜部は、自民党派閥の裏金事件に関連し、萩生田光一元政務調査会長の政策秘書について、いったん出していた不起訴処分を見直し、政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めました。
東京地検特捜部 自民 萩生田氏の政策秘書 略式起訴方針固めるhttps://t.co/kfpgwUVED0 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) August 3, 2025
萩生田光一は旧安倍派の有力幹部「5人衆」の一人で、2018年から2022年の5年間に計2728万円の裏金を受け取っていながら、収支報告書に記載していなかったとして、政策秘書とともに刑事告発されましたが、最終的に両者とも不起訴処分となりました。
しかしその後、告発者の上脇博之教授らがこの不起訴処分を不服として検察審査会に審査を申し立てた結果、政策秘書についてのみ「起訴相当」との議決が出されました。
◯【裏金事件】世耕弘成の会計責任者と萩生田光一の秘書が不起訴処分になったことについて、検察審議会が『不起訴不当』と判断 一方、世耕と萩生田本人は『不起訴相当』
東京地検特捜部は再捜査を進め、時効が成立していない分について政策秘書を略式起訴する方針を決め、秘書は事情聴取の際に収支報告書への虚偽記載を認めているとのことです。
手続きには秘書の同意が必要で、同意が得られなければ公開法廷での裁判となる「正式起訴」に切り替える見通しです。
自民党の裏金事件では、政策秘書や会計責任者が罪に問われるケースはあっても、政治家本人が起訴されることはほとんどないため、「また責任を秘書にズラしたな」「また秘書を犠牲にしてる」「とかげの尻尾切りよな」「こういう時って必ず秘書の方が・・・・何故検察は本人を起訴しない」といった批判の声が殺到しています。


腐敗した政界が浄化され、真に国民を幸福にする政治が行われますことを心から祈ります。
◯【自民党】裏金事件の“けじめ”として『赤い羽根』に7億円超の寄付 赤い羽根募金はクルド人支援団体にも支給 石破総理所属の『日本基督教団』とも利益相反
◯【裏金問題】和歌山検察審査会、二階俊博の不起訴は「不当」と議決
◯【裏金問題】自民党・二階派の元会計責任者に禁錮2年、執行猶予5年の有罪判決「議員も捕まえろよ」「会計責任者だけが有罪ですか?」「こんなの完全に代理出頭じゃねえか、ヤクザの世界だろ」
コメントを書く