
日本維新の会の吉村洋文代表が、高額な社会保険料に苦しむ会社員をショートドラマで演じ、批判が殺到しています。
吉村代表は今月28日、「社会保険料を下げる改革」というハッシュタグを添えて、自身の公式Xアカウントにショートドラマを投稿しました。
#社会保険料を下げる改革 pic.twitter.com/wlXmY8oD7k
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) June 28, 2025
吉村代表は、動画内でサラリーマン役を演じ、給料から多額の社会保険料が引かれることに動揺しながら、最後は「社会保険料、高すぎやろ」とのセリフで締めくくっています。
ムビコレの公式Xアカウントは、「日本維新の会 吉村洋文代表、50歳でドラマデビュー!? 日本維新の会『社会保険料高すぎショートドラマ』」と紹介しています。
#日本維新の会 #吉村洋文 代表、50歳でドラマデビュー!?
日本維新の会「社会保険料高すぎショートドラマ」【動画はこちら】https://t.co/PxqKqy3QPF pic.twitter.com/uojkFIvczD
— ムビコレ【公式】 (@m_c_jp) June 27, 2025
これを受け、ネット上では「正直、なにを今更?感しかない」「従業員にボーナス支給は良いのですが、社会保険料があまりにも高すぎて、手取りがグーンと減った数字を見るとなぜか申し訳なくなります」「こんな動画を作る時間があるなら直ぐに動いて下さい」「府民として恥ずかしい」といった批判が殺到しています。




日本維新の会は30日、参院選の公約を発表し、「社会保険料を1人あたり年間6万円引き下げ、現役世代の負担を軽減したい」と訴えており、ショートドラマもこうした公約に関連した発信と見られています。
日本維新の会は、社会保険料引き下げの財源として、国民医療費の総額を年間4兆円以上削減することや、人口減少に伴い不要となる病床をおよそ11万床減らすこと、「OTC類似薬」を保険適用から外すことなどを掲げています。
吉村代表は、記者会見で「社会保険料の引き下げは我々だけの問題ではない。子供たち孫たちの世代は何もしなければよりしんどい思いをする」「目の前の現金ばらまきより将来の利益を考えた政治をやりたい」と述べています。
◯社会保険料を年6万円減額 維新が参院選の公約発表、現役世代を意識
◯維新・吉村洋文が訴える「社会保険料引き下げ」の全貌≪医療費80兆円時代へ≫現役世代の負担軽減は実現するか?
しかし吉村代表は、社会保障の負担基準について、マイナンバーと個人資産を紐付け、資産の多い人にはそれに見合った負担を求める仕組みが必要だと発言しているため、日本維新の会の公約が実現すれば、社会保険料が下がったとしても、貯蓄がある人ほど別の形で新たな負担を強いられる可能性があります。
◯【日本維新の会】マイナンバーの資産紐付けの必要性を訴え 資産の多い人に応分の負担を求める仕組みが必要と『資産課税』に言及
無能な政治家たちが一掃され、誰もが安心して豊かに暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
◯【石破内閣】年収156万円未満のパートについて、企業に社会保険料を肩代わりさせる方針を示し、批判殺到「会社、潰れるよ」「ベースアップやボーナスに影響出るんじゃ」
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