大阪市内の小学校で、給食に異物混入などのトラブルが相次ぐ「フライ用の油に虫」「食器に金属片」「釜に調理用の手袋の切れ端」「ご飯に髪の毛」

大阪市内の小学校で、給食に異物混入などのトラブルが相次ぐ「フライ用の油に虫」「食器に金属片」「釜に調理用の手袋の切れ端」「ご飯に髪の毛」

大阪市内の小学校で、給食に異物が混入するなどのトラブルが相次ぎ、波紋を広げています。

学校関係者によると、今年4月に調理業者が変更されて以降、異物混入や食器の洗い残しなどほぼ毎日のように何らかの問題が発生しているとのことです。

4月3日に行われた給食の試食会で、学校側が「ご飯がきちんと炊けていなかった」「豚肉が塊だった」といった内容を報告し、それを受けて教育委員会が業者に指導を行ったそうですが、その後も4月10日から5月12日にかけて、「調理用手袋の一部が釜に混入」「フライ用の油に虫が入っていた」「食器に金属片が付着」「ご飯に髪の毛が混入する」など、トラブルが相次いでいます。

また、食器の洗い残しがひどかった日には、急きょおかずの提供を中止する対応も取られており、現時点で健康被害は確認されていないものの、児童に大きな影響が出ている模様です。

教育委員会が改めて調理の指導や監督を行い、調理主任も交代したことで、一定の改善が見られましたが、学校に通う児童は「今までおいしかった給食が、急にお皿が汚れてたから嫌だなと。食べたら気持ち悪くなるし、お腹壊すかもしれない」と不安を口にしています。

この問題を受け、保護者の中には子供の健康を心配し、給食を避けて弁当を持参させる人もいるとのことです。

また、「トラブルが一件もないのは難しいかもしれないが、子どもの命を預かっているという意識があまりにも低い。業者には信頼が持てないし、このまま続けられては困る」「子どもの命を何だと思っているのか。給食に怖いイメージを持たせたくない」といった憤りの声が保護者らから上がっています。

問題の調理業者は、大阪市内の複数の小学校で業務を担当していますが、過去に他県で調理トラブルを起こし、1年足らずで契約を解除されたことがあるため、こうした過去の事例も保護者らの不信感につながっていると見られます。

大阪市の横山市長は、「信頼を揺るがしかねない重大な事案だ。教育委員会から業者に対して厳しく指導する。契約解除の可能性もあるが、まずは何より安全の確保を徹底する」と述べました。

これを受けて、ネット上では「徹底的に安さが優先されるから、無理して応札した業者だと、こういう結果も有り得るだろう」「食品衛生って30年前以上に重要視されてるのにこんな杜撰な企業がやっているのも問題だし、安さだけで委託してる市も問題」「大阪市の委託業務を外国人経営の業者が請け負っているケースがあると聞く。今回の業者がどうなのか分かりませんが、経営者だけでなく調理するスタッフも外国人とかなら日本人の当たり前は期待出来ませんしね」といった声が上がっています。

◯Yahoo!ニュースコメント欄

再発防止策が徹底されますことを心から祈ります。

◯【身を切る改革とは?】大阪市の給食があまりに貧相だと市の教員や保護者から批判殺到

◯小中学校給食の1食のカロリー、九州・沖縄8県のうち6県で国の基準を下回っていることが判明 物価高騰の影響により

◯【物議】内閣府政府広報室、見た目が色鮮やかで品数6品の給食を投稿するも、実際の給食は揚げ物1つと野菜スープ、白ご飯の3品の貧相な内容だったことが判明

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