【河村たかし】「日銀の当座残高は530兆円もある」と国会で暴露

【河村たかし】「日銀の当座残高は530兆円もある」と国会で暴露

河村たかし議員が19日の衆院決算行政監視委員会で、日銀の当座預金残高が530兆円にも積み上がっていることを明らかにし、日本経済の根本的な問題に鋭くメスを入れて注目を集めています。

河村たかしは、日本政府の運営を会社に例えて、「今はいろいろな議論が行われていますが、これ、会社で言えば“総務部”の話ばかりなんですよ。実際にお金を持っているのは総務部じゃなく“営業部”なんです。(政治家は)その区別がついていない」と問題提起しました。

さらに、「総務部しか見ていないから、そりゃ赤字になるに決まってる」と指摘し、「営業部にあたる日銀の当座預金残高は530兆円もある。そのお金をもっと有効に使って、日本経済を盛り上げるべきだ」と訴え、加藤財務大臣に対しても、社会全体ではなく狭い視野で財政運営を行っていると批判しました。

この発言については、河村たかしが日銀の当座預金の仕組みを理解していないとの指摘も出ていますが、実際には、日本経済の長期停滞を招いている原因を的確に突いた内容となっています。

「日銀の当座預金」とは、民間銀行が日本銀行に預けている資金のことで、主に銀行間の決済や法定準備金の確保といった目的で使用されるものであり、政府が自由に使えるお金ではありません。

現在、この当座預金の残高は530兆円にも達しており、日銀が景気対策として市場に大量の資金を供給したにもかかわらず、銀行がそれを貸し出さず、再び日銀に預けたことで積み上がっていった結果です。

つまり、日銀から一度放出された530兆円もの資金が、経済の低迷によって企業や個人に届かず、銀行を経由して再び日銀に戻りつづけているということです。

河村たかしは、530兆円もの当座預金を直接使えと言っているわけではなく、日銀が放出した資金が再び日銀に積み上がるという異常な状況を問題視し、本来は日本経済に資金を回すための議論がなされるべきなのに、“赤字だ赤字だ”という話ばかりが繰り返されていると批判しています。

しかし、多くの政治家たちはこうした現状に目を向けることなく、国民からいかに税金を取り立てるかに注力し、日本を滅亡へと追いやろうとしているのが実情です。

日本経済が活気を取り戻し、誰もが安心して豊かに暮らせる社会となりますことを心から祈ります。

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