
昨年、全国の税関で差し止められた「ニセモノ」の件数が、前年から4.3%増の3万3019件となり、過去最多を記録したことが分かりました。
偽ブランド品などの輸入差し止めが3万3千件で過去最多 中国からが8割https://t.co/0ZQw8OFSuG
財務省は令和6年に全国の税関で偽ブランド品などの知的財産侵害物品の輸入差し止め件数が前年比4.3%増の3万3019件となり、過去最多を更新したと発表した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 8, 2025
中でも、高級ブランドを装った衣類が最も多く、1万1000件を超えたほか、浄水器用カートリッジなど健康に悪影響を及ぼす恐れのある製品も含まれており、正規品の価格に換算すると約282億円に上るとのことです。
また、「パリオリンピック2024」の金メダルのコピー品や、大谷翔平選手のユニフォームなども含まれていました。
国別では、中国からのものが2万6604件と全体の8割以上を占め、次いでベトナムが3215件(9.7%)、マレーシアが979件(3.0%)、韓国が785件(2.4%)となっています。
偽ブランド品の点数は前年比22.8%増の129万7113点に上り、1日平均で90件、3544点の「知的財産侵害物品」の輸入が差し止められていることになります。
中国の物品が別の国を経由して持ち込まれるケースもあり、財務省の担当者は「極端に安い物は買わず、正規店で購入するなど自己防衛してほしい」と消費者に呼びかけました。
中国では、偽ブランド品だけでなく、ジャケットに使用される「ダウン」などの素材を偽り、豚や犬の毛を混ぜて販売するケースも報告されています。
中国浙江省当局によると
約7万着のダウンジャケットを調査したところ、豚や犬の毛が混ざっており、ダウン含有量は0%だった😇メーカー側の説明によると、原材料の価格高騰で調達出来なかった
偽ブランド品やフリマ系、極端に安価な物には要注意です、 pic.twitter.com/gd8ZahUc1A
— ロイエンタール新領土総督 (@6QhdTQGwiXXAlxb) November 24, 2024
あらゆるものを盗用して暴利を貪る者たちが厳しく取り締まられ、不正のない公正な社会が実現しますことを心から祈ります。
◯株式会社ポケモン、中国企業6社に対する知的財産権侵害訴訟で勝訴 うち2社が判決に不服として控訴
◯【カシオ】『G-SHOCK』の類似デザインの腕時計をめぐり、中国メーカー2社に勝訴
◯【韓国】石川県の高級ぶどう『ルビーロマン』と見た目も味も違うブドウを『ルビーロマン』として商標登録 石川県が韓国当局に品種名称の取り消しを申請
コメントを書く