【米国】イーロン・マスク率いる政府効率化省、職員の3分の1が政府の方針に反発して辞職　イーロン・マスクは「フェイクニュースだ」と主張

アメリカの政府効率化省（DOGE）に務める技術職スタッフ21人が、政府の方針に反発し、一斉に辞職したことが分かりました。

マスク氏の政府効率化省職員3分の1が辞職、改革に抗議
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— AFPBB News (@afpbbcom) February 26, 2025

辞職した職員はDOGEの3分の1を占め、「改革は国を危険にさらすものだ」とし、「アメリカ国民に奉仕すると誓って政府職員になりましたが、DOGEではその約束を守れないことが明らかです」と抗議しているとのことです。

21人の中には、アメリカ合衆国デジタルサービス(USDS)で働いていた熟練のエンジニアやデザイナー、データサイエンティスト、プロジェクトマネージャーなどが含まれています。

辞表の中で職員は「我々は技術者としてのスキルを政府の中核システムに侵入したり、アメリカ国民の機密情報を危険にさらしたり、重要な公共サービスを解体したりするために使うつもりはありません。DOGEの措置を実行したり正当化したりするために私たちの専門知識を貸すつもりもありません」と綴っていたとのことです。

◯DOGE職員21人が辞表を提出、元USDS職員で「重要な公共サービス解体に協力したくない」との理由

AP通信がこのニュースを報じると、DOGEを率いるイーロン・マスクは「またAP（アソシエーテッド・プロパガンダ）によるフェイクニュースだ。彼ら（辞職した職員）は民主党系の政治的な残党で、オフィスへの復帰を拒否していた。辞職しなければ解雇されていただろう」と反論しました。