
女性と自認するトランスジェンダーが、トランプ政権発足後にパスポートを申請し、受け取った際に性別欄が「女性」から「男性」に変更されていたことを明らかにしました。
米人気俳優の旅券で性別変更 トランプ政権の「反トランス」政策反映かhttps://t.co/NQ8cEGXCoc
トランスジェンダー女性を公表している米国の俳優のハンター・シェイファーさん(26)が、トランプ政権発足後に交付されたパスポートの性別欄が「男性」に変更されたとTikTokで明らかにしました。
— 毎日新聞 (@mainichi) February 23, 2025
モデルで俳優のハンター・シェイファー(26)は、男性として生まれましたが、自身を女性と認識し、ホルモン治療を経て「トランスジェンダー女性」として活動しています。
これまでのパスポートの性別欄には「女性」と記載されていましたが、紛失した際に再発行を申請したところ、交付されたパスポートには「男性」を表す「M」と表記されていたとのことです。

トランプ大統領は就任直後、「性別は生物学的な男女のみとし、変更は認めない」とする大統領令に署名しており、その影響でパスポートの性別表記にも変更が生じたと見られています。
これを受け、ハンター・シェイファーは、トランプ政権の政策が「ゆっくりと実行に移されていることがただ恐ろしい」「書類や旅券では私の存在は変えられない」と話しました。
不要な価値観がこの世から全て排除され、誰もが安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。
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