韓国・尹大統領を「非常戒厳」宣言を巡る内乱首謀容疑で逮捕 現職大統領の逮捕は初 中国共産党が関与か?

韓国・尹大統領を「非常戒厳」宣言を巡る内乱首謀容疑で逮捕 現職大統領の逮捕は初 中国共産党が関与か?

韓国の捜査当局は19日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を内乱首謀容疑で逮捕しました。

尹錫悦大統領側は、拘束された今月15日以降、取り調べには応じておらず、「法治が死に、法の良心が消えた」などと捜査本部などを批判しています。

現職の大統領が逮捕されるのは、韓国の憲政史上初めての出来事となります。

尹錫悦大統領は、野党「共に民主党」による大幅な予算削減に対し、「国家の中枢機能を揺るがす行為だ」と強く反発しており、戒厳令を宣言する大きな要因の一つになったと言われています。

2024年度予算案は当初677兆4000億ウォン(約67兆7400億円)とされていましたが、「共に民主党」により4兆8000億ウォン(約4800億円)削減されました。

具体的には、大統領室の特別活動費や検察の特定業務経費が全額カットされ、予備費は約2兆4000億ウォン(約2400億円)に半減したほか、安全保障関連支出も一部削減されました。

また、韓国では北朝鮮や中国によるスパイ工作が相次ぎ、「共に民主党」の関与が疑われるケースも確認されています。

この問題を受け、韓国政府はスパイ罪の適用対象を「敵国(=北朝鮮)」から中国を含む「外国」全般へと拡大する内容を盛り込んだ「スパイ法(刑法98条)」の改正を推し進めていましたが、一方の「共に民主党」は、改正案が政府による権力集中や反対勢力の弾圧につながる可能性があるとして、これに猛反対していました。

尹錫悦大統領は、2024年12月12日の談話の中で、中国人が関与したスパイ事件に言及し、野党が外国人のスパイ行為を処罰できないよう刑法改正を阻止していると批判しました。

◯尹大統領、談話で「中国スパイ」に言及…中国「深い驚きと不満」

◯韓国、スパイ罪の対象を「敵国」から「外国」に拡大…国会法司委の小委員会を通過

現在、韓国では尹錫悦大統領の退陣を求めるデモが行われていますが、こうした反政府活動にも中国人の工作員が数多く関与していることが明らかになっています。

また、ある韓国人ユーチューバーによれば、尹錫悦大統領を支持したり野党を批判すると刑事告発される事態に発展しているとのことで、厳しい言論弾圧が行われていると指摘する声もネット上では広く拡散されています。

こうした政治的な背景から、韓国での一連の政変には、中国共産党が関与している可能性が高いとみられており、仮に「共に民主党」が主導権を握ることになれば、日韓関係の改善を進めた尹政権の政策を一転、反日・親中政権が誕生する可能性すらあります。

卑劣な手段で侵略を推し進める悪人たちが全て厳正に裁かれ、誰もが安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。

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