茨城県内で、収穫時期を迎えたキャベツが大量に盗まれる事件が相次いで発生しています。
18日午後3時ごろ、結城市の畑でキャベツ約840個が盗まれているのを農業を営む男性が見つけ、110番通報しました。
男性の家族によると、キャベツは根っこごと引き抜かれた跡があったとのことです。
また、結城市の隣にある八千代町ではキャベツ約1200個が盗まれ、さらに古河市でも約1200個が盗まれるなど、茨城県内での被害総数は4件、約3200個にも上っています。
被害に遭った農家は「ひどいですよ。今、収穫前で、これから収穫するっていうときにガッカリしましたね。なんでこういうことをするんだろう。他でもいっぱい盗まれたのもあるみたい」「たぶん今年は(キャベツの価格が)高いからだと思う。安い時はあまり盗まれないから」と話しています。
このような窃盗事件は年間3000件も発生しており、農作物に限らず、農業に用いる薬品類、トラクターや農機具、ミツバチなども窃盗の標的となっています。
窃盗事件の多くは転売目的と見られ、外国人窃盗グループや同業者の犯行を疑う声がネット上では数多く上がっています。
卑劣な犯罪行為が厳罰化され、全ての国民が安心して暮らせる健全な社会となりますことを心から祈ります。
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