【アメリカ】スパイク時速128キロ、身長185センチのトランスジェンダー選手、大学女子バレーの大会に出場 相手チームの棄権が相次ぎ、集団訴訟に発展

【アメリカ】スパイク時速128キロ、身長185センチのトランスジェンダー選手、大学女子バレーの大会に出場 相手チームの棄権が相次ぎ、集団訴訟に発展

米・カリフォルニア州の大学女子バレーの大会で、トランスジェンダー選手との対戦を避けるため、相手チームが棄権するケースが相次いでいることが判明しました。

現在、サンノゼ州立大学の女子バレーボール部にはトランスジェンダー(男性)のブレア・フレミング選手がアウトサイドヒッターとして所属しています。

フレミング選手は大学1年生のとき、南部・サウスカロライナ州の大学でプレーしていましたが、出生時の性別に基づいて競技することを義務付ける州法が制定されたため、カリフォルニアに移ったとのことです。

フレミング選手は、トランスジェンダーと自称しているものの、身長185センチで、80マイル(128キロ)以上のスパイクを打つため、ネット上では「彼がどれだけ高くジャンプするか見てください。ボールのスピードを見てください。 これは不公平であるだけでなく、危険です」といった批判の声が高まっていました。

サンノゼ州立大は今シーズン、所属するリーグ「マウンテンウエストカンファレンス」で12勝6敗を記録していますが、12勝のうち6勝は、相手チームがトランスジェンダーとの試合を危険視し、棄権したことによる不戦勝でした。

こうした状況の中、フレミング選手のチームメイト、ブルック・スラッサー選手は今年9月、女子スポーツからトランスジェンダー選手を排除するようNCAA(全米大学体育協会)に求める集団訴訟に参加しました。

さらにスラッサー選手は今月、棄権したチームの選手らとともに、サンノゼ州立大学と所属リーグの「マウンテンウエストカンファレンス」を提訴し、「大学はフレミング選手がトランスジェンダーだと教えてくれなかった。自分のチームも相手チームも危険にさらされている」と訴えています。

これまでアメリカでは、何人ものトランスジェンダーが女子スポーツ大会に出場し、相手の選手を負傷させるなど様々な問題を起こしてきましたが、次期大統領のトランプは「性別は2つだけ」「女子スポーツから男性を締め出す」と主張しており、来年以降はトランスジェンダーへの規制が強化される見込みです。

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女性の権利を侵害し、リスクに晒す者たちが一掃され、誰もが安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。

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