【滅びゆく中国】世界長者番付189人が脱落 そのうち中国人が133人で最多、2番目が米国人で8人 3番目が日本人6人

【滅びゆく中国】世界長者番付189人が脱落 そのうち中国人が133人で最多、2番目が米国人で8人 3番目が日本人6人

今年もフォーブスの「世界長者番付」が発表されましたが、昨年に比べて多くの中国人富豪が資産を失い、脱落していることが判明しました。

今年の世界長者番付には過去最多の2781人が名を連ね、資産総額は過去最高の14兆2000億ドル(約2150兆円)に上りましたが、その一方で、4分の1にあたる富豪たちの資産が昨年より減少しました。

また、破産、スキャンダル、株価暴落などの影響で189人の保有資産額が10億ドル(約1500億円)を下回り、ビリオネアの資格を失いました。

このうち133人が中国人で、具体的には、経営危機に陥った不動産大手「恒大集団」の許家印(シュー・ジアイン)会長、飲料大手「元気森林」の創業者・唐彬森、非鉄金属大手「正威国際集団」の王文銀(ワン・ウェニン)取締役会長などです。

王会長は、「世界の銅王」の異名を持ち、昨年の世界長者番付では、中国で9番目の富豪として名を馳せていました。

しかし、昨年10月にプロジェクト契約絡みの係争をめぐり、保有する同社株式の凍結命令を裁判所から受けたため、190億ドル(約2.9兆円)もの資産が、一気に8億ドル(約1200億円)にまで減少しました。

こうして中国人の脱落者が多かったのは、経済成長の鈍化、不動産市場の供給過剰、海外投資の減少、地政学的緊張の高まりなどの影響が大きかったとみられています。

一方、アメリカは、世界で最もビリオネアが多い国ですが、脱落者は8人にとどまり、ついで日本が6人、ロシアが5人と続きました。

ここ最近、中国政府が情報規制を強化しているため、国内の状況はほとんど報道されていませんが、長者番付の結果からも分かるように、もはや回復が見込めないほどに経済が衰退しているものとみられます。

社会に有益をもたらす人々が大きく栄え、幸福に生きられる世界が到来しますことを心から祈ります。

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