富山県・射水市黒河地区で10日、特産の「黒河たけのこ」の初競りが昨年よりも1週間早く始まりました。
黒河地区は肥沃な黒土のため、香り高く味わい深いタケノコができるそうで、今年は春先の気温が高かったことから、昨年の2倍以上収穫されているとのことです。
生産者の一人は、「(今年は)早かった。いつもは(タケノコが)出るのが4月になってからだが、(今年は)3月下旬頃から出ていました」と話しています。
初競りには、およそ500キロのタケノコが並び、富山県内の青果業者や卸売業者などが次々と競り落としていきました。
JAいみず野太閤山支店の職員は、「(出来は)良いと思う。県内外の人に肥沃な土地で育った香り高いタケノコをぜひ味わってほしい」と話しました。
また、静岡県や山梨県、岐阜県、京都などでもタケノコが豊作で、根元が太く丈が短い良質なものが採れているそうです。
政府は現在、日本の食料自給率を「カロリーベース」で算出し、37%程度とかなり低い数値を示して国民の不安を煽っていますが、「生産額ベース」で算出すると、日本の食料自給率は60%を超えています。
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しかも、この食料自給率を「カロリーベース」で算出する際、農水省は家畜のエサの原産地によって、肉や卵、牛乳の生産国を決めており、日本の畜産業者を通じて出荷された畜産物の大半を「餌が外国産」との理由から輸入品とみなし、食料自給率の中に組み込んでいないそうです。
このように政府は、数字のカラクリを利用して「近い将来、食糧危機に直面する」などといって国民をミスリードし、昆虫食や培養肉産業を発展させようと画策しています。
食糧危機を捏造し、フードテック産業の普及を目論む悪人たちが厳正に裁かれ、今後も食の安全が守られますことを心から祈ります。
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