ポーランドの農業副大臣が、昆虫を含有する全ての食品に「警告ラベル」を表示することを義務づける「アンチバグ法」を提案したと報じられ、大きく注目を集めています。
現在、ポーランドでは今年行われる選挙で、「もし、野党が政権を握ることになれば、伝統的な肉の消費を制限し、その代わりとして国民に昆虫を食べさせようとする恐れがある」と懸念されているそうです。
農業副大臣のヤヌシュ・コワルスキーは、「ラファウ・トザスコフスキ(ワルシャワの市長で野党に属する)が乾燥した昆虫で作ったマズレク(ポーランドの伝統的なイースターケーキ)を食べたいなら、そうする権利がある」と前置きした上で、「私たちは保守派として、ポーランド人として、普通のポーランドの食べ物、ポーランドの肉、ポーランドの乳製品を絶対に好みます」と述べました。
続けて、「ハンガリーとイタリアの例に倣って、昆虫を含む食品であるということを明白に表示する法的規制の準備を開始しました」と発表したとのことです。
これを受け、ネット上ではコワルスキー副大臣の方針に賛同する意見や、日本でも昆虫入りの食品へのラベル表示を義務付けるべきとの声が数多く上がっています。
このようにEU諸国の間では、欧州委員会がミールワームとイエコオロギを使った製品を安全な食品として認可したことに対し、反発する動きが高まっています。
有害な昆虫食を普及させ、人々の健康を脅かす悪人たちが厳正に裁かれ、彼らの目論見が全て頓挫しますことを心から祈ります。
○【イタリア人も昆虫食を拒否】イタリア政府、コオロギ等を含んだ小麦粉をピザやパスタに使用することを禁止
コメントを書く