愛媛県の研究所内で栽培されていた“門外不出”の柑橘が無断で持ち出され、中国で商業用に栽培されていることが明らかになり、波紋を呼んでいます。
その柑橘は、「愛媛38号(愛媛果試第38号)」という名で、現在まで品種登録されておらず、商業的な栽培もされていないとのことで、愛媛県の農業担当者は「愛媛38号は、市場にはデビューしていません。県の研究所内にしかないはずなんですよ」と話しています。
ところが、「愛媛38号」の苗木が20年以上前に中国に流出し、現在、“フルーツのトップスター”として持ち上げられ、「果凍橙(ゼリーオレンジ)」や「愛媛橙(愛媛オレンジ)」などの愛称で販売されているそうです。
「愛媛38号」の栽培地域は、四川省、湖北省、湖南省、浙江省、福建省など上海のすぐ隣の沿海部からチベット自治区に近い内陸部まで東西およそ2000キロ、南北数百キロの広い範囲に及んでいます。
この「愛媛38号」を日本から持ち帰った「譚後根」という人物は、中国国内で「丹棱カンキツの父」と讃えられ、四川省・丹棱県の農業局副局長を務め、さらに、中国の最高行政機関「国務院」から特別手当まで受けています。
「譚後根」は1998年に研究団を引き連れて日本を訪れ、30以上の“新品種”を中国に持ち帰り、その中に含まれていた「愛媛38号」の現地栽培、商業化に成功したといいます。
しかし現在、「愛媛38号」のみならず、「紅まどんな」「甘平」「媛小春(ひめこはる)」といった愛媛県発のブランド品種の苗木も流出し、中韓の販売サイトに出回っている可能性があります。
これまで愛媛県は、数多くの中韓の視察団を受け入れ、柑橘を栽培している園地に案内してきましたが、その視察団の手によって、無断で枝が切り取られ、盗まれていたこともあったそうです。
愛媛県は、「愛媛38号」の苗木が中国に流出していた事実を20年以上経った現在まで知らなかったと主張していますが、自分たちの落ち度によって県に多大な損失を被らせたことを隠蔽するために黙認していた可能性があります。
このように愛媛県も、中国人スパイたちによって多大な損失を被ってきたわけですが、県知事の「中村時広」は中国に媚を売ることしか眼中にありません。
全世界から知的財産を盗み取り、肥え太ってきた中国人たちが厳正に裁かれ、中国共産党ともども一刻も早く滅び去りますことを心から祈ります。
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