日本大学の付属病院の建て替え工事をめぐる背任事件で、医療機器や電子カルテの契約においても、計約2億円分の損害を日大に与えたとして、東京地検特捜部は27日、背任容疑で元日大理事の井ノ口忠男容疑者と大阪市内の医療法人グループ「錦秀会(きんしゅうかい)」の前理事長・籔本雅巳容疑者を再逮捕しました。
両容疑者は共謀の上、日大医学部付属板橋病院で使用するMRIなどの医療機器7台のリース契約に関し、昨年12月中旬ごろ、調達段階で本来必要のない「籔本が関係する会社」を介在させ、この会社に入る利益を約1億3100万円上乗せした見積書を日大に提出したことが発覚しました。
さらに、電子カルテのシステム導入でも同様の手口で籔本が関連する会社を介在させて、同5月中旬までに約9億7000万円のリース契約を締結させ、約6700万円分の損害を日大に与えたとのことです。
また、両容疑者は、板橋病院の建て替え工事の設計・監理業務をめぐって日大から2億2千万円を流出させたとして、背任罪で起訴されました。
特捜部は、井ノ口元理事らが利益を得るため、複数のルートで資金を流出させたとして、不透明な資金の流れの全容解明を進めるものとみられます。
○日大背任事件 元日大理事ら再逮捕 医療機器で2億円背任容疑
しかも、再逮捕されたうちの一人、「錦秀会」の籔本雅巳前理事長は、安倍晋三の長年の友人であり、かつ大阪支援者グループの代表的存在とされ、大豪邸に住み、一晩で数百万円を飲み倒す超大金持ちとして知られているそうです。
安倍晋三は、籔本雅巳を「籔ちゃん」とニックネームで呼び、プライベートで一緒にゴルフに行くほど懇意だったと報道されています。
これまで籔本雅巳は、不正行為で莫大な利益を得ても、安倍晋三の庇護によって守られてきたようですが、昨年、安倍晋三が死亡してしまったため、今回こうして逮捕された可能性があります。
現在この“黒い金”の流れについて捜査が進んでいるようですが、事件の全貌が明らかになり、不正によって莫大な富を得た者たち全員が厳正な裁きを受けることを心から願います。
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