【ニセコ】中国系企業による違法工事が判明 賃貸住宅を無断で増築、トイレを下水道に接続せず

【ニセコ】中国系企業による違法工事が判明 賃貸住宅を無断で増築、トイレを下水道に接続せず

羊蹄山のふもと、ニセコ町にある賃貸住宅が無断で増築されていたことが分かり、北海道は中国系の事業者に対し、工事の停止などを勧告しました。

問題の建物は、札幌市の会社が建てた10部屋の賃貸住宅で、今年4月に工事の完了検査に合格しましたが、今月行われた北海道による調査で、許可なく増築されていたことが分かりました。

トイレや風呂、台所などから出た生活排水は、公共下水道に直接つなぐことが法律で義務づけられていますが、この建物は下水道との接続工事も行われていないとのことです。

近隣の住民は「現場の方に聞いたら、建物の勾配が足りなくて下水につなげられないと。汲み取りタンクに貯めて2日に1回汲み取りをしないといけないと聞いて。近所からしょっちゅう汲み取りの臭いがすると暮らしていけないので」と不安を漏らしています。

会社の代表は中国系の男性で、今年9月に住民向けの説明会を開催し「スキースクールの講師用の賃貸住宅として来月から使用したい」と話していたとのことです。

この会社は、無断で増築した建物の向かいに別の2棟のコンテナハウスを設置しており、こちらも着工前に必要な申請書を提出しておらず、安全確認を十分に行わないまま建築していました。

北海道は10日付で、これら3棟の工事停止と使用禁止を会社に勧告し、今後、増築した面積などの報告や是正計画書の提出を求める方針です。

会社の代表はメディアの取材に対し、「今回すべての工事は建築会社に任せたため、建築に関する状況を十分に把握できずご不便をおかけしました。現在、振興局と協議し改善策に全力で対応します」と話しています。

ニセコエリアでは違法な建築や開発が相次いでおり、倶知安町の巽地区でも今年6月、無許可で森林伐採や開発が行われているとして、中国系の企業などに工事の停止が勧告されました。

ある不動産会社によると、民泊などの経営を希望する中国人からの問い合わせはここ数年で増加しており、建築基準法や森林法といった日本の法律を十分に理解していない人も少なくないとのことです。

中には、「役所に怒られてから申請すればいい」「日本の役人は建てた物を勝手に壊さない。言うだけで実力行使はしないと聞いている」と話し、最初から法律を守る気のない中国人もいるそうです。

一連の問題について、鈴木直道知事は「違反事例についてはしっかり厳正に対応していく。条例やその他対応が困難な部分は、例えば氏名公表が可能となるような改正を国にも求めている」と述べていますが、実効性は不透明です。

違法行為がすべて厳しく取り締まられ、国民が安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。

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