
大企業に勤める会社員ら向けの「健康保険組合」で、2024年度に1カ月分の医療費が1千万円を超えた患者が過去最多を記録しました。
医療費月1千万の患者、過去最多 - 前年度から8%増、高額薬が要因https://t.co/NFPgcnMHPl
— 共同通信公式 (@kyodo_official) October 13, 2025
健康保険組合連合会によると、2024年度に医療費が月1千万円以上かかった人は延べ2328人で、前の年度より172人、率にしておよそ8%増え、10年連続で過去最多を更新しているとのことです。
また、1カ月の医療費が1千万円を超えた患者数は、2015年度と比べておよそ6.4倍に増えています。
近年は難病やがんの治療に使われる高額な薬を使用するケースも増えており、1カ月あたりの医療費の最高額(1人分)はおよそ1億6871万円に上りました。
1億円を超えた患者は4人で、いずれも筋力が徐々に衰える難病「脊髄性筋萎縮症」の治療薬「ゾルゲンスマ」を使用しており、この薬の公定価格(薬価)は1億6700万円を超えます。
健康保険組合は全国におよそ1380あり、大企業の社員や家族などおよそ2800万人が加入しています。
高額療養費制度によって高額な治療を受けたとしても、患者の自己負担は数十万円程度に抑えられますが、残りは健保組合の負担となるため、財政への影響が大きく、全体の保険料率の上昇につながる恐れがあると言われています。
現行の保険制度が安定して維持され、誰もが安心して暮らせる社会が実現しますことを心から祈ります。
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