実質賃金が8ヶ月連続マイナス 現金給与総額44か月連続上昇も、物価高で前年同月比1.4%減

実質賃金が8ヶ月連続マイナス 現金給与総額44か月連続上昇も、物価高で前年同月比1.4%減

今年8月の実質賃金が、前の年の同じ月と比べて1.4%減少し、8か月連続のマイナスとなったことが分かりました。

厚労省は8日、8月分の毎月勤労統計調査(速報)を発表し、労働者が実際に受け取った「名目賃金」にあたる現金給与総額は30万517円で、前年同月より1.5%増え、44か月連続のプラスとなったと公表しました。

一方、物価の影響を考慮した働き手1人あたりの「実質賃金」は1.4%減少しており、購買力は一向に回復せず、豊かになるどころか生活が苦しくなっている人が多い状況となっています。

ヤフーニュースのアンケートでは、「最近の物価上昇について、どのように感じていますか?」との問いに対し、9日時点で1万2000人中、93.5%が「非常に負担を感じる」と回答しており、多くの人が物価高による生活の厳しさを実感していることが明らかになりました。

◯最近の物価上昇について、どのように感じていますか?

現在、為替市場では高市早苗の就任をきっかけに円安が急速に進んでおり、この影響で今後はエネルギーや食料品の価格がさらに上昇し、家計への負担も一層重くなることが予想されています。

◯【市川レポート】高市トレードで円安が加速~ここからは財務省の動きに注目

日本全体が活気を取り戻し、誰もが安心して豊かに暮らせる社会となりますことを心から祈ります。

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