
連日の猛暑の影響で、東京都内では熱中症の患者が急増し、6月から先月31日までで8341人に達しました。
【速報】都内の熱中症搬送者数が2年連続で過去最多更新 6-8月で8341人 東京消防庁 https://t.co/12dh7g3DYI
— テレ朝NEWS (@tv_asahi_news) September 1, 2025
熱中症で搬送された人数は昨年の7996人を大きく上回るペースで増加しており、2年連続で過去最多を更新しています。
また、熱中症による死者は、東京23区だけで101人に上り、このうち7割以上が冷房のない部屋で過ごしていたか、冷房を設置していても使用していなかったとのことです。
特に高齢者の死亡が目立ち、70代が42人、80代が32人、90歳以上が11人と、全体の8割以上を占めています。
【判明】東京でこの夏の熱中症死者数が100人超える 7割以上が屋内でエアコン使用せずhttps://t.co/U3Ispr1lke
屋内で死亡した人は96人で、このうち冷房を設置していない部屋などで死亡した人が11人、冷房を設置していても使用していなかった人は66人で、死亡者全体の7割以上を占めている。
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 29, 2025
東京都心では、8月30日に歴代5位となる38.5度を記録したほか、9月1日までに最高気温35度以上の猛暑日が26日も観測されています。
気象庁のデータによると、東京の年平均気温は過去100年で3.4℃も上昇しており、アスファルトやコンクリートが熱をため込む「ヒートアイランド現象」に加え、湾岸部の開発で海からの風が高層ビルに遮られることも猛暑の原因となっています。
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このため、「風の道」を遮らない都市開発が提案されているものの、築地市場の跡地では高さ230メートルの超高層ビルを含む9棟の建設計画が進められているため、これまで以上に海風が都心へ届きにくくなる恐れがあると懸念されています。
東京都心で38.5℃。恐ろしい暑さです。もっと恐ろしいのは、湾岸部にすでにタワマンなどが乱立しているのに、東京都と三井不動産などが200m超のタワマンなど9棟を建設しようとしていること。これでは“風の道”がふさがれ、10年後は今よりもっと暑くなります。どんな怪談より恐ろしい、リアルな話です。 pic.twitter.com/4McO04i9Te
— ミド建築・都市観測所 (@Mid_observatory) August 30, 2025
熱中症のリスクがさらに周知され、これ以上の被害が出ないことを心から祈ります。
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