
今月22日、中国北西部・青海省の黄河で建設中の鉄道橋が崩落し、これまでに作業員12人が死亡するなど大きな被害が出ています。
これか。
中国は嫌いだが、こういう事故は残念だし、亡くなられた方々は可哀想だな… pic.twitter.com/H2J2lIp7gW— Dolphin Excel (@SupportJapan99) August 22, 2025
鉄道橋は黄河を横断する形で建設されており、水面から最上部までの高さは130メートル、全長は約1600メートルで、完成すれば同種の橋として世界最大規模になる予定でした。
22日午前3時過ぎに、橋を支えるワイヤーが切れ、およそ100メートルにわたって崩落し、これまでに12人が死亡し、4人が行方不明となっています。
橋は両端から施工を進め、最後に中央部分で接合する計画となっており、事故当時は作業員15人と現場責任者1人が作業にあたっていたとのことです。
現在も警察や消防による行方不明者の救出活動が続けられており、事故の原因についての調査も進められています。
今回の事故を受け、施工関係者は「8月末に間に合わせるために夜間工事が必要だった。このような事態になるとは想定していなかった」と述べています。
また、今月6日には新疆ウイグル自治区の観光地でつり橋のケーブルが切れ、29人が落下し、5人が死亡しました。
◯黄河に建設中の鉄道アーチ橋が破断し12人死亡・4人不明…中国では観光地のつり橋切れ5人死亡したばかり
中国では、建設現場の安全管理が長年にわたって徹底されていないとみられ、中国国内だけでなく海外でも中国企業が手がけた建物の崩壊・事故が相次いでいます。
◯<橋崩落>湖南省の事故で当局者ら24人の刑事責任を追及!背後には腐敗問題も―中国
原因究明が徹底され、同様の事故が二度と繰り返されないことを心から祈ります。
◯【中華の闇】ミャンマー地震で震源地から1000km離れたビルが倒壊 低品質の違法鉄筋を使用か 中国企業が施工、複数の中国人男性を拘束
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