【北海道倶知安町】外国人労働者向けの集合住宅の建設計画、全会一致で否決 治安悪化を懸念

【北海道倶知安町】外国人労働者向けの集合住宅の建設計画、全会一致で否決 治安悪化を懸念

北海道の倶知安町で「外国人住宅街」の建設計画が持ち上がっていましたが、近隣住民の反対により否決されたことが分かりました。

シンガポール系の不動産会社「ニセード・サービシーズ」は、ニセコエリアのスキー場や宿泊施設で働く外国人労働者を主な入居者と想定し、JR倶知安駅の南東約700メートルの市街地にある約2.7ヘクタールの農地に2~3階建ての共同住宅30棟を建設する計画を立てていました。

想定されていた居住者数は、倶知安町の人口の1割近い1200人程度で、事業者が今年7月に農地からの転用を町の農業委員会に申請したとのことです。

この計画は周辺農地への影響や実現可能性など、転用の条件を満たしていたものの、近隣住民から治安悪化を懸念する262人分の署名や要望書が町に提出されたことを受け、町の行政委員会は全会一致で否決しました。

要望書には「住民の幸福という本質に立ち返り、拙速な開発ではなく、慎重で合意形成を重視した判断をしていただきたい」との記述もあったそうです。

こうした住民の声を受け、町の行政委員会は7月31日に改めて議論を行い、北海道知事に農地転用に反対する意見書を送付すると議決しました。

最終的な許可・不許可の判断は10月以降になる見通しです。

倶知安町にはおよそ1万7000人が暮らしており、そのうち約2割を外国人が占め、昨年より833人増えるなど外国人居住者の増加数は全国の町村で最多となりました。

このような状況の中、倶知安町を含むニセコエリアでは、外国人に関するトラブルが相次ぎ、無許可の開発や森林伐採、交通事故の増加など未解決の問題が山積しています。

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